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人生を10年単位で考える 第1号

今や人生80年となりましたが、私は人生を10年単位で考えることにしています。 と言いますのは、10年単位で考えてみると不思議と「節目」があるからです。 また、自分の足跡を振り返る時に指標となるからです。 勿論、寿命には個人差がありますし、この考えに反論の人もいるとは思いますが、ご参考までにということでお読み下さい。 10歳・・・本格的に勉強を始める年齢 20歳・・・社会に出る年齢 30歳・・・本格的に仕事が出来る年齢 40歳・・・家族や職場で人を育てる年齢 50歳・・・定年後の設計を考え始める年齢 60歳・・・定年後の第2の人生の始まり 70歳・・・欲がなくなる年齢 80歳・・・死が恐くなくなる年齢 更に、20年毎に観ると、もっとはっきりした節目が見えて来ます。 20歳・・・社会人としてのスタート 40歳・・・人生の折り返し地点 60歳・・・第2の人生のスタート 80歳・・・平均的な寿命=死 これらを見られた人は今、自分が今どの年代なのか、自分はどう人生を考えているのか自問して貰えれば幸いです。 私は現在51歳ですが、普通なら定年後の設計を考える年代なのですが、経営者ということもあり、定年という概念がありません。 その分、経営者としての現役引退はいつ頃なのだろうかと考えています。 今、私が考えている経営者として一線で活躍できるのは65歳前後迄ではないだろうかと自分に問いかけています。 そうなると、残された時間は14年弱となります。 たったの14年です・・・ 私には時間が余りにもないことが分かります。 一方、20代の社員や30代の社員には倍以上の時間が、平均的に残されていることになります。 ここで、時間に対する「思いの違い」が出て来ているのです。 時間とは実に平等なもので、誰にも一日は24時間しかありません。 その中には睡眠時間も必要だし、働く時間、食べる時間、トイレに行く時間だって必要です。 睡眠時間を削っても、食べる時間を短くしても、大した時間差は生まれません。 成果に差が生まれるのは「時間の使い方」にあると考えます。

しかし、そこまで行かない内に投げ出したり諦めたりする人が実に多いように思います。 人生の成果に環境や分野や一流企業か否かなどは関係ないと思います。 大切なのは、自分に与えられた環境を元に、どれだけそれらを活かせたのか、より多くの人にどれだけ喜んで貰えたのかだと思います。 私は自分の人生を10年単位で見直すことにしていますが、当たっているように思います。

人生は一度しかありません。命もたった一つしかありません。時間は取り戻せません・・・ 人生で迷い、苦しみ、悩みがあるのは、人それぞれに与えられた試練であり、全く平等な条件なのだと思います。 人間の価値は与えられた環境の中で、与えられた自分という資源をいかにして活かして生きたかに尽きるのではないでしょうか?・・・

漠然と過ごしているのか、何かしら理由なく忙しいのか、目標に向かって集中して過ごしているのかにより差がつくのだと思います。 しかし、反論もあると思います・・・ 「人間、そんなに集中して出来るものではない」と・・・ 私も全く同感です。 しかし、人間の能力は高められるのだと思います。 繰り返し繰り返し努力し続けていれば、やがてそれが習慣になり、当たり前のことになって行くのではないでしょうか? 成果は「時間の長さに左右されるのではなく、時間の使い方に左右される」と思います。 その証拠に、仕事の出来る人にはドンドン仕事が集まって来ますし、それを消化して行きます。 決して、能力だけの問題ではなく、心の問題(=時間に対する思いや価値観)に起因している部分が大きいのではないでしょうか?・・・ 人による持って生まれた能力差はそれ程ないと思います。 脳細胞が倍もある人間など聞いた事がありません。 では、心の問題はどこから生まれて来るのでしょうか?・・・ 私は人生観「=自分の生き方=自分を見つめ直す」から来ていると思います。 夢や目標を持っているとか、将来何をしたいか、どんな生き方をしたいか・・・といったものです。 これがないと、時間の大切さにはなかなか気付きません。 気付かないばかりか、周囲や人に対して不満や不平ばかり言い続けてしまいます。 (夜の飲み屋さんでは上司や同僚への悪言が多いものです・・・) 夢や目標のある人は、そんなことに関わっている時間がないのです。 では、夢や目標や生き方が見つからない人は、どうしたら見つけられるのでしょうか? ・・・・・・

その答は意外と身近にあると思います。 今、自分がやっている仕事、例え、嫌で嫌で仕方なくても、精魂傾けトコトンやり続けてみることから始めてみてはどうでしょうか?・・・ 必ずや自分自身の心の中に「変化」が生まれて来ると思います。 期間など存在しません。 自分が気付くまでいつまでもやり続けるのです・・・ 少なくともやり続けていれば、嫌いな気持ちが薄くなって来ると思います。 これは理論や理屈ではなく、やってみて初めて体得出来ることかも知れません。 ましてや、言葉だけで伝えられることではないと思います。 やり続けていれば、自分に何が出来るのか、何がやりたいのかが分かって来ると思うのです。

しかし、そこまで行かない内に投げ出したり諦めたりする人が実に多い。 人生の成果に環境や分野や一流企業か否かなどは関係ありません。 大切なのは、自分に与えられた環境を元に、どれだけそれらを活かせたのか、より多くの人にどれだけ喜んで貰えたのかではないでしょうか・・・ 私は自分の人生を10年単位で見直すことにしていますが、当たっているのではないでしょうか。 人生は1回しかありません。命もたった一つしかありません。時間は取り戻せません・・・ 人生で迷い、苦しみ、悩みがあるのは、人それぞれに与えられた試練であり、全く平等な条件なのだと思います。

人間の価値は与えられた環境の中で、与えられた自分という存在をいかにして活かして生きて来たかに尽きるのではないでしょうか?・・・

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