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今年の抱負 第16号

新年明けましておめでとうございます。 本年もご指導ご鞭撻の程を心よりお願い申し上げます。 これからの一年、どんな事が待ち受けているか非常に楽しみでもあり、大いに不安でもあるというのが今の心境です。 又、正に今(一月一日未明)、この原稿も打ち込んでいます。

さて、新年早々と言っても景気の話が最重要テーマだと思います。 私は今年も日本景気は相変わらず良くはならず、このまま低迷し続けるだろうと予測しています。 と言いますのは、やはり銀行経営がこの一年程度では好転しない為、銀行融資に頼っている多くの中小企業では息切れによる倒産がまだまだ続くでしょうし、融資をしている銀行自身も業績不振に陥っている企業からの回収が出来ず、不良債権化もまだまだ継続すると思うからです。正に、出口の見えない状況が続くと思います。

しかしながら、よく考えてみると、現在の不景気はもうはや従来とは異なるものであり、その証拠に年末年始の海外旅行者数の伸びやフランス高級ブランドが売れ、高級外車や高級国産車が売れ、百貨店の有名料亭おせち料理が即日完売などという事実からは価値観の変化が根底に起こっていることを示唆していると思います。 大切なのは全てがデフレで打つ手がないと嘆くよりもそうではない新しい価値観を対象に提供できる新商品や新サービスを提供することを考えることではないでしょうか。 こんなことを言うと無責任で暴言に近い言葉になるかも知れませんが、日本ではまだまだ新しい価値観や時代を認めたがらず、従来の価値観から抜け出せないで悩んでいるように見えるのです。どこかで以前のような景気回帰を待っているような部分があることを感じています。 一挙に新しい価値観へ変貌を遂げるのは無理でしょうが、自分達で処方箋が分かっていながら治療の激痛から逃げているようにも見受けられるのです。 結局、自分自身ではこれといった治療が出来ずに、待ちきれない欧米からの強い処方箋によってだけ動き始めるのではないかと私は危惧しています。

銀行を潰さないことは非常に重要で、万一の場合はその社会的影響は甚大ですが、倒産しない神話も現実ではなくなり、一般の民間企業と何ら変わらないということを前提に我々は考えるべき時代になったということだと思います。 今更どうのこうのと言っても何も始まりません。銀行も潰れる時は潰れる時代なのです。 これからは、我が身は我が身で守る、借入れで経営を行うことが通常ではなく、むしろ異常事態であり、改善すべき究極の経営目標であることを経営者はことさら厳命すべきではないでしょうか・・・ 融資は企業にとって両刃の剣であり、一方で苦しい経営を大いに助け伸ばす原資になりますが、他方ではそれで経営危機が回避出来たとの錯覚も起こしかねず、この辺に自戒のメスを入れないと根本的な経営改革は不可能な気がします。 私は究極の経営目標は無借金経営だと思います。

これからの時代は優良経営企業に恩恵を与え、そうでない企業には栄枯盛衰の例え通りの運命が待ち受けていると戒めるべきだと思います。 銀行が大きなリスクを抱えて大手企業を延命しても、大手中心の業界構成は何も変わりませんし、その核の下で生きている中小企業の縮図にも何の変化もないと思います。 大手中心よりも中小企業の独自経営化を支援育成する政策や支援策がもっと必要ですし効果的でもあるのではないでしょうか・・・ 日本では中小企業政策が救うとか助けるとかの意味合いが強いようで、産業構造転換や育成支援を事実上強化するといった意味合いが薄く、制度や名称だけのような印象を受けます。 大手が潰れたら中小も潰れることも事実ですが、この連鎖構造を我々自身も少しでも変えない限り自主独立の経営環境は作れません。 特に、欧米と違う取引環境は再考する必要があるのではないでしょうか・・・ これからは大手も潰れるし、連鎖していた中小企業も潰れる時代だという意識に変えていかねばならないと思うのです。 栄枯盛衰は歴史の常であり、環境の変化に対応できないありとあらゆる万物は滅びるしかないのが宇宙万有の法則ではないでしょうか。 この一年も必死で生き延びる為に頑張るしか道はないのだと思います。 その中に人間としての喜怒哀楽があり、喜びすら苦しみの後で訪れて来るのだと思うのです。 例え、今、自分がいる業種が衰退する傾向にあっても、必死で生き延びる為に道を模索することが生存の条件なのだと思います。 今までの企業経営では今後の適応は難しいという危機感を強く持ち、顧客ニーズを見極め、本業に回帰し、最終的に借入れしない健全経営を実現出来るように目指すことが大切ではないでしょうか・・・

企業は潰れるように元々出来ているのだと思います。 潰れないにする為に、もっと積極的に言うならば社員やお客様に喜んで貰えるようにする為に必死で努力することが大切です。 この一年、楽しいことよりも苦しいことが多いかも知れません。 それでも、少しでも明るく前向きに立ち向かって乗越えて行くのが自分の役割だと元旦にことさら思う次第です。 ですから私は今年も苦しいことも多いでしょうけれど、楽しいこと、ワクワクすることも沢山あると信じています。 新しい人との出会い、新しい出来事、新しいお客様、新しい仕事、それらの全てにワクワクするのです。

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当初、今月は別のタイトルを考えていたのですが、たまたま観ていたYouーTubeで懐かしい歌手が歌っているのを観てしまい、自分の10代後半から20代始めを思い出してしまいました。その当時の友人や東京という大都会での生活や風景などが懐かしく思い出され、年を重ねた今になって懐かしい思い出となったその頃の話をさせて貰います。 私が若い頃は日本が高度成長期へ突進し始めており、経済成長と安保、ベトナム戦争と学