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大規模接種 第238号

先月7日に大阪府立国際会議場(通称、グランキューブ大阪)で、65歳以上の新型コロナ感染症に対応したワクチン接種の1回目を受けて来ました。 感想として、スムーズで時間的にも短く自衛隊隊員であろう関係者の対応もスムーズでとてもいい感じを受けました。 筋肉注射についてはあれこれ事前に考えていましたが、最初のチクリとする短い痛みだけで、後は意外とこんなもの?・・といった感じでした・・・ 大阪府だけの接種予約に際しては、あれほど頑張って入力したのにサーバーとは繋がらずに30分程で1万人か2万人の予約分が終了してしまいました・・・あーあ、何でこう混むの??といった具合で少々疲れました。 それから1週間後には大阪府、京都府、兵庫県を対象にした合同予約があり、今度は”必勝!”を祈願し、家族全員に予約入力を手伝って貰いました。

私は1時間前から予約画面を幾つか用意し、どれでも入力できるように準備してその時を待っていました・・・ 始まって5分ほど経っても一向にサーバーには繋がらず、今回も大変だなあと思っていたその時に、女房からLINEが来ました・・・ 「一回で予約出来たよ!」と書かれてありました。 何と、たった一回で予約出来たそうです。 「何で????」と私は半信半疑でしたが、その予約受理メール返信も送ってきたのものを見て、コツでもあるのかなあ???と思ってしまいました。 私と他に3人も一緒に手伝って貰ったのに、本当に瞬間的な隙間に繋がるものだと実感しました。 運というか、日頃の信心というか、本番に強い体質みたいなものがあるのでしょうか?・・・ その日があって、今回の接種となったのです。

私が予想していた混雑もなく、人の流れもスムーズで、各セクション(書類のチェック、グループ分け、予診確認、接種、接種後経過観察など、エレベータは密の恐れがあるので移動は全てエスカレータでしたが、各階に案内の自衛官が立っていて、それぞれのセクションにも同様の若い自衛官が立っていて、実にスムーズで良かったです。 日頃、私達は自衛隊とか自衛官との接触はありませんが、こと統制ということになれば日頃の訓練等で当たり前でしょうし、どこかしら私達が忘れかけていた整然とした落ち着きを感じました・・・ 服装は医務官や看護師以外は男女とも白の半そでシャツに黒いズボンで、若い自衛官が多かったと思います。 一定階級以上(3尉?)には肩章が付いていたように思います。 いずれにせよ、自衛官と接する機会は大学時代に新宿の喫茶店で防衛大学生が制服姿で近くにいた時以来で、その時はメチャクチャ格好良く、話している言葉の中に「自分は・・」という話し方が同年齢の私には違う次元 の浮世離れした印象を受けました・・・制服も目立ちました・・・要するに格好いいのでした。

しかし、その当時は自衛隊に対して社会も国民も醒めていて特別な目で見ていたと思います。 ちょうどベトナム戦争もあって、我々若い世代は警察や自衛隊には好意的ではなかったと思います。 新宿駅では座り込んで「自衛隊に入ろう」なんて歌を皮肉って歌っている学生達が機動隊とぶつかって騒然としていた時代でした・・・ 自衛隊にも警察と同じような印象を私も持っていました。 その当時は自衛隊も戦争に参加する集団とさえ思えた若者が多かったと思います・・・

それから永い年月が流れ、日本を取り巻く国際環境の変化、日本を襲う自然災害などに出動する自衛隊に接したり、TVでその姿を観たりと任務以外の何かを感じた人も多いと思います。 実際、東北地方を襲った津波に際しては出動した自衛隊隊員の姿を見て、自衛官になった人も多いと聞きます。 また、防衛庁という組織が防衛省に格上げになり、社会的にも近隣諸国との関係から自衛隊への意識も変わり、周囲の国々への日本の見かたも変わり、自衛隊に対する役割も少しずつ変化して来ています。 災害復旧だけでなく国際的な繋がりの中で、遠くは中近東の紛争地帯へ派遣されたり、国境問題で出動もあり得る時代にもなっています。

もう今や、自衛隊に課せられた専守防衛だけでは国を守れる時代ではないとも思います。 あっという間に他国から弾道ミサイルが飛んで来る時代なのです。 飛んでからどうやって防げるでしょうか? こんなものは飛んでからの対応では遅過ぎます。 専守防衛だけで守れる現代社会ではありません。 周辺国には確かに日本の軍事力に対し、かつての日本の姿を思い描きM、警鐘を鳴らしているのでしょうが、国際的なパワーバランスの中で日本の軍事力を抑制しようとする意志がないとも言えないと思います。 その事をいつもの手のように使い、自国はどんどん軍備拡張しているのが実態です。

その国も日本もペンだけで国を守れる筈もありません。 残念ながら、軍事力は必ずエスカレートしています。 後戻りは出来ないのは人間の愚かさでもあるのが実態です。 かといって無防備では国の領土も侵略されかねないのも事実です。 北方領土は未だに帰って来る様子もありません。

これに代わる人間の英知は今のところありません。 スイスは永世中立国で有名ですが、軍隊もありますし男性には徴兵制すらあります。 隣国の韓国でも約2年間の徴兵制があります。 北朝鮮では男子で10年間、女性にも兵役に就きます。 徴兵制がある国は多いのも実態です・・・

軍隊である以上、自国を守ろうとすれば相手に犠牲者も出ます。 しかし、こちらが何もしなければ、相手から先にやられるという可能性もあります。 相手が手を出すまでこちらも手を出さないという論理もありますが、現代戦ではそのような時間的余裕はありません。 待っていたら先に攻められます。 やられる前にやるという軍隊も多いですが、日本は今でもそうではありません。 しかし、先にやられたらどうするのでしょうか? そのままやられっぱなしですか? それとも反撃しますか? それで間に合いますか?・・・ 私は間に合わないと考えています。 各国の軍事情報を観ると、徐々に日本は拠出出来る予算も減っていくでしょうし、他国が日本よりも高い予算を付けていくでしょうから、相対的に日本の軍事力は徐々に減退すると思います。

現代戦では反撃して巻き返すチャンスは低いのが実態です。 人工衛星、地上部隊、海上部隊、航空部隊、ロケット部隊などが総合的にネットワークで繋がれ、有機的連携で相手を攻撃する時代です。 もはや人間力よりもコンピュータやネットワークで戦う時代なのです。

私はu-tubeが好きなので、良く軍隊の装備や力関係について観ますが、軍事力は国力に比例します。 ということは、今後は日本は相対的に世界の中ではそのパワーバランスはおそらく低下して行きます。 要するにこれから10年、20年先を考えた場合、今の防衛力推移では自国を守る軍事力は低下して行きます。 どうやって自国を守るのか、それは残念ながら経済力に比例して強弱が決まります。 それだけ近代装備にはお金が必要になるということです。

日本は周囲を海に囲まれている以上、海上防衛が重要ですが、それ以上に空中がこれからの戦場になります。 日本では核利用は平和利用に限ると言いながら、実際には福島大原発事故が起こりました・・・ 元に戻せないのに、その利用を進めるというのは人類の間違った選択ではないかと思います。 ヨーロッパではフランスは核利用促進国ですが、ドイツは核エネルギーは拒絶しました。 大気に国境はありませんし、海水にも国境はありません。 利害関係だけでなく、この先の人類や世界環境、しいては地球環境を考える時代です。

新型コロナ対策も今は世界共通の目標であり、各国が協力し合ってその撲滅を図らなければ根絶は出来ません。 TVでは大規模接種に対して様子見の方が多く、その予約率も低くキャンセルも多いと聞きます。 また、接種自体も各人任意で強制でもありません。 しかし、そんなことを言っても誰も新型コロナ前の状態には直ぐには戻せません。 私は少なくとも人様には迷惑を少しでもかけたくないので、座して待つよりも接種を即断しました。 接種も2回必要で、もう一回必要で、その時に副作用の可能性が高まるという話も聞きますが、座して待っても仕方がありません。

自衛隊の隊員は国民の命と財産を守るといった使命があるのでしょうが、私達個人も自分で出来ること、もう少し言えば、今まで考えてもいなかったであろう、自国の為に何を為すべきかも考えてみるのもいい機会だと思います。 国という枠がある以上、いろいろな競争や限界もあります。 この壁を人類が乗り越えることが出来れば、素晴らしい社会が訪れるだろうと思います。 冗談ではなく、日本と台湾とか韓国がEUのように経済圏が繋がれば、これも凄い事だと思います。 せめて経済、流通、文化、食品の繋がりがアジア諸国間で実現出来たら素晴らしいと思います。 こう考えると、ヨーロッパという類似性のある陸続きとはいいながら経済圏を軸にした集合国連合は素晴らしいと思います。

私のような発想はアジアには今は浮世離れしているものかも知れません。 しかし、今回打ったコロナワクチンは既に国境を超えて入荷されています。 日本もそのワクチンをアジアへ無償提供もしています。 結局は、人間の価値観やわだかまりや抵抗感がそういった新しい考えの前に壁としてあります。 地球にはいろいろな人間が住んではいますが、一つしかないものです。 色が違ったり、体型や食べ物や言葉が違っても、手と足とそれぞれの指と数も同じです。 考え方を変えると似ているのですがね・・・ 宇宙から地球を眺めた宇宙飛行士は価値観が根底から変わると云われています。 真っ暗な宇宙空間に明るい、青色の美しい地球がぽっかりと浮かんでいるのです・・・ その地球には様々な生命、様々な命が生きています。 しかし、互いが憎み合って殺し合いまでする姿には見えないと思います。 希望を持って一歩でも前進する勇気が我々には必要だろうと思います。 まもなく2回目の接種がやって来ます。 早く、マスクもなく自由に息が出来る地球に戻したいものです。 皆さんも健康にはご注意下さい。

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当初、今月は別のタイトルを考えていたのですが、たまたま観ていたYouーTubeで懐かしい歌手が歌っているのを観てしまい、自分の10代後半から20代始めを思い出してしまいました。その当時の友人や東京という大都会での生活や風景などが懐かしく思い出され、年を重ねた今になって懐かしい思い出となったその頃の話をさせて貰います。 私が若い頃は日本が高度成長期へ突進し始めており、経済成長と安保、ベトナム戦争と学