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年頭に想う 第173号

平成28年、新年明けましておめでとうございます。 今年は申年、その干支の意味は作物が実りある時期に差し掛かっていることを表していると云われています。 元々、干支は農業とか農作物の成長に合わせて決められていたようで、十二支の中でも作物が大きく実り始め、方々へ伸び始め、まるで雷の稲妻みたいだという意味が「申」という文字にはあるそうです。 決して、「猿」とは書かないのもそこから来ているようです。 しかし、干支は全てが動物で表現されています。国によってはその動物にも違いがあります。 では、何故、動物に例えたかと言うと、一般庶民に分かりやすく理解できるように、十二支を動物に例えたのが始まりだそうです。

ですから、申も一文字足すと「神」という文字になるのも意味深い背景があるようです。 各干支にはそれぞれ意味があり、その年を迎えるにあたり、どんな一年にしたいのかと考えることも案外、理に叶っていて大切なことのように思います。

私の今年の方針は「変化」としました。 従来の流れだけに沿ってやればいいということだけではなく、プラス何かを加える、ギアチェンジをする、新しく始める、そうして全体として成長ステップへ向かう、・・・・こんな気持ちからこの言葉に定めました。

今、日本人の寿命は男性が80歳前後、女性が84,5歳です。 人は若い時は変化を好み、年を重ねるとともに徐々に変化を望まなくなり、やがて安定を望むようになります。 人は自分の体の衰えと共に、精神にもその影響が出てくるようになります。 チャレンジよりは安らぎを求める人生のサイクルは理に叶ったサイクルでもあります。 しかし、体の老いは止めることが出来なくても、心の老いは少しでも変えることは出来ます。 やりたいことがまだまだある、もっといろいろなことに挑戦したい、こんな気持ちの人もいます。 こんな人達は人生の残り時間を悟り始めたからではないかと思います。 私自身がそうだからです。命は永遠ではないことを実感し始めるからです。 現に、私自身、若い時にはそんなことを全く思うことなどありませんでしたが、今こうして人生の大半を生きて来ると、自分の残り時間を意識し始めています。

もっともっとやりたいこと、実現したいことがあるからです。 それはきっと自分の寿命を考え始めているからだと思います。 人生は永いようで短いのではないかという実感です。 ですから、出来る時に出来ることはやっておく、常にチャレンジ精神を持ち続け、いろいろなことに興味を持つ、そんな生き方が本当に今、大切だと思います。

私の場合、このことが会社というものに当てはまります。 会社は生物ではありませんが、しかし、例えて言うと生きています。人間と同じです。 会社は、精神がいつまでも若々しくあれば、決して滅びることはありません。 人間の肉体のように老いることがないからです。 会社はそこで働く人々が命を繋いでいってくれるからです。 だからこそ、会社の繁栄は人次第なのです。 その良い例が徳川幕府です。250年にも渡って継続したのは仕組みや制度もあったでしょうが、その中にいた人、人材に負うことが大きかったと思うのです。人材を広く集めることがその要諦にあったと思うのです。 隣りの韓国では、朝鮮王朝は更にその倍の500年も続きました。500年もです!・・・・ 会社も永遠に栄え続けることは出来なくても、100年や200年、或いはそれ以上に渡って栄えることは出来る訳です。

会社にはキャリア採用の社員もいれば、少ないですが新卒で入社した人もいます。 もし、新卒の採用がなく、キャリア採用だけだと、会社内の平均年齢は加速度的に高年齢化していきます。 これでは会社は若さを保ち続けることは難しくなります。 どうしても、若さを保つために若い人材も必要です。 やはり、命を繋いでいく必要があります。 その為には新卒の採用が重要になります。 日本は戦後の何もない状態から、世界第三位の経済力を持つ国にはなりましたが、その結果、若者の多くは目標を見出せなくなっています。 自分で何をしたらいいのか分からない、これ以上欲しいものやなりたいものがない若者が増えています。 こんな若者達に飢餓感を持てとか、目標を持って頑張ろうとか、頑張りリズムで話しても通じはしません。 育った、与えられた環境が余りにも違います。 私はこれからの社員は日本人である必要は全くないと考えています。 国際人であればいい、そんな気持ちです。

改めて言いますが、先に定めた「変化」は、どんな変化ならいいのでしょうか?

私は「感動する変化」が最も良いと思っています。 人間として感動するといった意味で、日本人だからとかではなく、地球人として感動する、そんな会社にしたいと願っています。 ですから、今年、考える変化とは、そんな人達が集まり始める会社にしていく為の「変化」を起こしていこうと思います。 つまり、常識にとらわれず、活力の増える、成果も出せる、国際間の取引も更に活発に行う、働いていて良かったと言える、そんな生への感動を甦させる会社にして行くための変化を継続して起こしていこうと思います。

文意がうまくまとまらないですが、何か自分のエネルギーをが出し切れていない感がしていて、今年はそれを出し切ろうと思います。 自分が今こうして生きていることに深く感謝し、少しでも世の中や社会へ還元や貢献が出来る会社にして行こう、変化とはその舵を修正てその方向へ向かわせる言動だと思います。 ですから、個人的利害や名誉や欲望の為にやることではありません。 感動する人生、そんな人生に出来たらなあと思います。

人生はたったの一度しかありません。 永く生きてもせいぜい100年です。 この間に何を成すか?  これだけです。 今年も頑張ります!

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当初、今月は別のタイトルを考えていたのですが、たまたま観ていたYouーTubeで懐かしい歌手が歌っているのを観てしまい、自分の10代後半から20代始めを思い出してしまいました。その当時の友人や東京という大都会での生活や風景などが懐かしく思い出され、年を重ねた今になって懐かしい思い出となったその頃の話をさせて貰います。 私が若い頃は日本が高度成長期へ突進し始めており、経済成長と安保、ベトナム戦争と学