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  • 執筆者の写真株式会社ビジョンクリエイト

思いっきりの移転

この8月に事務所を移転しました。 このことは既に本コラム7月号でもご紹介致しました。 新しい事務所と以前の事務所での違いも徐々に明確になって来ました。 予想していたことも予想外のこともあり、結構楽しかったので今月の話題に書いて みました。

まず、事務移転に先立つ最初の「事務所探し」からご紹介します。 見て回った物件は60件余り・・・ 皆さんは多いなあと言われますが、私自身、100件は見るぞと意気込んでいました。 6回程見て回りましたが、一回あたり10件以上の物件を見た勘定になります。 各回とも午後からの見学でしたので、正直なところ毎回、その都度大変に疲れました・・・ 結局、60件余りで気に入った物件に巡り逢えたことは幸運だったと思います。 数多く見ていると相場観というか、物件透過というか、何かしら見えてくるものがあり、徐々に効果的に見ることが出来ました。 ここは×××はいいけれど、○○○は悪いとか、全体としてこれくらいの家賃が相場ではないだろうかとか、そんなことが何となく分かるようになってしまいました。

今にして思えば、それが役立ったと思います。 何故なら、ここでいいと最終的に決断するのは「直感」でしかないからです。 資料で見えることも範囲が限られていますし、目で確認できることも同じです。 実際には移転してからでないと分からないことばかりです。 物件探しでは妥協しませんでしたが、それと反対に見つかるかどうかは不安でした・・・ 今思うと、当たり前なのですが、お金させ出せば信用調査は別として、希望以上の物件が見つかることも分かりました。 しかし、限られた予算しかなかった私には探し回ることで解決することが唯一の手段でした。 探し回っている内に、あちこちの物件も一長一短で、良い物件はやはり高く手が出ないものばかりでした・・・ 結局、物件の選定では何を基準にどのように決定したら良いのか分からなくなって、物件へ対する評価優先度を再整理しました。その結果、以下の順序になりました。

私の優先順位は次の通りでした。 1. 駅に近いこと。 2. スペースは40坪前後であること。 3. 周囲がオフィス的な環境であること。 4. 金銭的に予算内であること。 5. トイレが綺麗なこと。 6. 梅田に近い御堂筋沿線であること。 これらの条件の内、上記2を除いて今の事務所が該当しました。

次は、事務所内のレイアウトです。 今回はパーテションやオフィス家具を入れたかったので、業者選びも自分でやりました。 レイアウト設計から引越しまで、一つの業者でと調整や手間の観点から考えていましたので、業者選定もネット検索で探して3社と交渉しました。 業者に提示した条件は事務所の間取りと2,3の条件だけでした。 2,3の条件とは部屋の種類とセキュリティ対策を施した開発室、そして明るさでした。最初に自由にレイアウト提案をして貰い、デザインやスペースの使い方が上手な業者を先に決めました。 次に、予算を考慮しながら提示された予算を削って行きました。 こうやって少しずつ減額しながら妥協出来る提案で決定しました。 そして最後は、各種手続き、移転までの日程交渉、引越し準備の段取りまで一通りのことを全て一人でこなしていまいました。 今までにも2,3回、引越しはしましたが、全て人任せで、自分が何も知らないことに気付き、今回はその全てを自分一人でやってみたのです。

やってみて、いろいろなことが分かったのです。 その要点を下記にまとめてみました。ジャンルや内容はバラバラです。 1. 扉一枚の開け方一つでスペース効率が違います。 → 中に開けるより手前に開ける方がスペースを広く使えます。 2. 安かろうの多社細切れ発注は作業段取りでの連携に問題が起こり易い。 → 少し高くても連続した仕事振りの方が時間や手間を考えると安上がりです。 3. 引越し費用は業者によって大きく見積額が違います。 → 有名無名で選ぶのではなく、親切で正直な業者の方が安心出来ます。 4.設備関係の色に関しては見本と実際は違うので、充分に注意しておくこと。 → パーテション、オフィス家具、机、椅子、・・・ 5.OAフロアーでのコード類の敷設は細かい位置がズレ易いので注意すること。 → 微妙な位置ズレは仕事の些細な効率性や心地良さに影響を与えます。

また、実際に引っ越してみて、新しい環境が以前と全く違うことにも気付きました。 1. 自由な服装働く人が周辺に余りいないことを社員に指摘されました。 → なるほどいない。以前はそんな光景は普通だった。 2. 駅前に放置自転車が一台もない。 → 以前は駅前に放置自転車が溢れ、通行人の邪魔になり腹が立った。 3. 食事処が少ない。 → 食事できるところが少なく、弁当屋がかなり出店している。 4. 銀行が近い。 → 信号待ちせず、歩いて1分のところにATMがある。 5. 自転車があればかなり色々なところへ便利に移動出来る。 → 場合によっては自転車の方が近い、早い、便利と3拍子揃っている。 6. 借景がいい。 → 当社は窓面が2方面にあり、日差しが明るく、周辺には高層ビルもあり、借景も良い。

今、本当にこうしてみると「思いっきりの移転」になりました。 引っ越して約1ケ月になろうかとしていますが、今は引っ越して本当に良かったと思います。 事業としての結果はこれから出さなければなりませんが、会社の雰囲気が明るくなっただけでなく、来客数も増え、何だか空気自体も明るく爽やかになって来たように思います。 特に、社員さんが明るくなったように思います。 最後に、引っ越しを考えてから今日までの4ケ月、その間の想いを書いて終わりたいと思います。(少しオーバーですが)

人生は描いた通りにしかなりません。 何とかなるのではなく、何とかして行くことが大切なのだと思います。 私の人生もあと20年余り。 私はそれを信じて一生懸命に生きています。

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