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時代の変わり目 第139号

平成25年、巳年が始まりました・・・ 新年明けましておめでとうございます。

昨年は日本お取り巻く環境は不景気で、企業も民心もどこか疲弊し疲れ果てていた一年だったと思います。 特に、家電大手の多い関西はその不景気感が強く、人と会えば「いい話がありませんね・・」といった具合でした。 年末に衆議院の解散及び選挙が行われ、国民の期待が民主から離れたことは特筆すべき時代の変わり目だったと思います。 かと言って、大勝した自民党も民主党よりはマシではないかといった理由から選ばれただけで他にないからであり、第三政党もまだまだ弱小であり、日本を任せるまでには至っていないというのが本音だったと思います。

正に、今は幕末と同じ。 徳川家が自民党や民主党ならば、江戸幕府は硬直化した中央官庁であり、ペリーは中国や韓国であり、薩長を中心とした改革派が維新の会やみんなの党といった所ではないでしょうか・・ しかし、今の維新の会には最新の武器や大義名分がまだまだ弱いと思います。一番の問題は人心を掌握する英雄の大きさです。 明治維新を成し遂げた英雄の西郷隆盛はこんなことを言っています。 天下のことを成すには、名も要らぬ、地位も金も名誉も要らぬ、そんな始末(処遇)に困るような人物でなければならないと。

衆議院選挙では投票率も低迷し、隣国である韓国の大統領選挙の投票率とは対照的な数値となりました。 日本国民のあきらめ感というか、投げやり感が表れていると思いますが、だからといって棄権はいけないことです。一人が棄権してもた大勢に影響はないことも明白です。だから棄権していいとはなりません。投票は国民の義務です。 投票率が下がれば、地方票は昔ながらの保守系に流れます。おじいさん、おばあさんは投票所には必ず行きますし、都会の世相など分かる筈もなく、昔ながらの地元の先生方へ投票をしますので、保守系政党にとって追い風になることは避けられません。だからこそ、こんな時代には都会の若者はなお更投票しなければいけないのです。

投票前にネットで維新の会の街頭演説を幾つか観ました・・・ そのビデオで感心したことがあります。 それは国会議員も地方行政の長を経験した人から選ぶべきだという主張です。これには一理あると思いました。 国会議員は選挙で選ばれますが、首相は手の届かない政党政治の中で選出され、国民の声は直接的には届きません。 中には親子二世代、三世代の議員もいます。どうして地盤を引き継ぐなどといった仕組みを禁止しないのでしょうか・・・ 私には理解できません。江戸時代じゃないのです。 これでは廃藩置県前です。 この様な仕組みは法律で禁ずるべきです。

維新の演説を観ていて感心したのは、「国会議員も地方行政の長を経験した人から選ぶべきだ」という主張です。確かに、先ほどの世襲制の国会議員や首相では地方行政の経験もないし、頭や理屈だけの国会議員であることは間違いありません。正に昔の藩主の息子です。 自らが自分の力で行政府を動かした経験もありません。 財政逼迫のお金に困るような場面に直面した皮膚感覚もないと思います。 税金を上げる、国債を発行するといったことはするでしょうが、先の西郷隆盛のように「自らの地位や金銭や地位や名誉は要らない」といったように、自らが国会議員の報酬を引き下げようとか、政党助成金は不要とか、数々の国会議員特典はなくそうとか、そんな人物が全く出て来ません。

日本はかつて稀有の生き方をして来ました・・・

鎖国、幕末、明治維新、第二次世界大戦、原爆被爆、経済大国、自然災害や巨大地震・・・ そして今、高齢化社会、長期低迷、国民の疲弊・・・あ もう世界に日本の見本はありません。 日本自身が自国のあり方を創造する時代になっています。 安いものを海外で作って売っても、量が捌けなければ国や国民を養うことは出来ません。 安売り競争に巻き込まれていては、アジアの国々だけでなく、次なるアフリカの時代にはどうするのでしょうか?・・・

日本独自の生き方を、具体的に探り、行動し始めていなければなりません。もの作りが得意なことは違いありませんが、そこにばかり目を奪われていては他が見えなくなります。 作るものも変えなければならないし、考えること、創造することにも注力しなければ道は拡がりません。 正に国を挙げての殖産に励むべきです。 農作物の自給率すらたったの49%しかない。 先進諸国内でも最低クラスであり、海外との競争にも価格では勝負にならない。だから、何が何でも補助金制度や税金等で守ることはもう時代が許さない。せめて自給率を7,8割にはも持って行く施策を打ち立てるべきです。

更に、大手主導の産業構造は大きく様変わりに差し掛かっています。 もはや、大手製造業は海外生産へシフトし、国内には中小企業向けの仕事はかつて程はありません。 今こそ、中小企業の海外進出を支援する政治や法律や各種支援制度が必要です。ここには地方行政でも支援出来ることがあります。 大手よりも中小企業の海外進出こそ、これからの日本復活の大テーマです。 平成25年は中小企業の活性化の年です。

年の初めということで、もっとそれらしい話題にしたかったのですが、書いている間にこんな文面になってしまいました。 立法府や中央行政府は今や日本り活性化の足を引っ張っているに過ぎないと思っています。 外を観る努力やパイプが足りません。

立場や利害の異なる周囲国との関係改善は大事ですが、そこには主張だけでなく謝罪や協力、そして創造が必要だと私は思います。 今から百数十年前、たった5隻の蒸気船で天下の大騒動が始まりました・・・ 今は隣国の発展、自国の相対的衰退、政治不信、国民の疲弊があります。 まずは国民が元気になる、希望を持てる、そんな政治主導の国に転進して欲しいと思います。 既成政党ではなく、新しい発想や価値観を持った新しい日本を創造リーダーの台頭を期待しています。 既成から新しいものは生まれないというのが私の考えです。

平成25年はどんな一年になるでしょうか? 当社も内外に改善や解決すべき問題が山積しています・・・ しかし、時間は一日一日、瞬間瞬間の積み重ねしかありません。 気持ちを新たに頑張ります!

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当初、今月は別のタイトルを考えていたのですが、たまたま観ていたYouーTubeで懐かしい歌手が歌っているのを観てしまい、自分の10代後半から20代始めを思い出してしまいました。その当時の友人や東京という大都会での生活や風景などが懐かしく思い出され、年を重ねた今になって懐かしい思い出となったその頃の話をさせて貰います。 私が若い頃は日本が高度成長期へ突進し始めており、経済成長と安保、ベトナム戦争と学