top of page
  • 執筆者の写真株式会社ビジョンクリエイト

月に一度の検査 第94号

月に一度、大きな病院へ通っています。 かれこれ一年になります・・・ 血液検査、栄養指導、そして診断、最後が薬・・・ 病気らしい病気をしたことがありませんでしたが、さすがに中高年の仲間入りをした今は、中性脂肪、高脂血、高血圧、そしてメタボといった立派なオジサンです。 しかし、今までに入院の経験はないし、盲腸もちゃんとあるし、体力もあるし、何よりも体が丈夫で健康だし、自覚症状も何もないし、全体としては恵まれている身体なんだと過信しています。

赤ん坊の頃にコンクールで入賞したこともあり、家の中に表彰状が飾ってあったことを憶えています。そして、何となく意味もなく自慢げでした。 そんなエネルギーが余っていたのでしょうか・・・ 幼い頃は手がつけられないガキ大将だったようで、数々の武勇伝が消えることなく、今でも親戚の間で言われ続けています。

病院に通っている直接の病気は「高血圧」です。 中性脂肪値も高く、通院前は正常値の8倍くらいの値がありました。 正に血管が詰まって何か起こっても不思議ではない、そんな状態だと言われました。 血圧は母親が高かったので遺伝的なものを継いでいるのかも知れません。 体質にもそんな遺伝的なものがあるのかも知れません。 上の血圧も下の血圧も平均値より高く、降圧剤も続けて飲んでいます。 それに栄養指導も受けていますし、体重も血圧も夕食の摂取カロリーもつけています。

しかし、この一年は大した変化もなく、通院していながらそれほど効果があるのかなと疑問にも思っていた状況でした・・・ そんな私でしたが、今、体内で徐々に何かが起こり始めています・・・ それがこの1ケ月で現れ始めました。 それは栄養指導がキッカケでした。 毎日、体重と血圧だけは測っていたのですが(これだけでも最初は苦痛でした)、朝に野菜を食べ、夕食には摂取カロリーを概算し、おやつの有無、歩いた歩数を紙に書くのです。 それを通院したときに提出するのです。 そのことがキッカケとなって起こり始めたのです・・・

答えから言いますと、何と、中性脂肪が通常人の倍程度までに激減したのです。 私にとっては大変なことなのです、これは。 お医者さんも栄養士さんもアレッ~ビックリ! 最初は間違いかと思いました。

徐々に記録する項目が増やされ、今や歩くノルマが一日一万歩以上なのです。 その結果、一駅歩くことが普通になったばかりか、わざわざ歩数を稼ぐような回り道や仕事が一段落した後に事務所近辺を30分ほど歩くようになりました。気分転換にもなります。 これには自分でも驚きました・・・ わざわざ余計に歩くとか、ノルマは苦痛だと思っていたからです。 しかし、ノルマは徐々に上げてくれましたので、苦痛を急に感じることが少なかったと思います。それに、私は元来、何か目標があるとクリアーしたいという強い気持ちが働くようなのです。

ここまで変化が起こり始めると、苦痛でないばかりか普通のように一万歩を絶対に達成しなければと潜在意識が働くようになりました。 実は、この潜在意識が大した奴なんです。素晴らしい味方なのです。

人生で何かを実現したいと思うならば、この潜在意識を使わない手はありません。 潜在意識まで達すると、何か違ったステージに上がったようになります。 格好よく言えば、苦痛だったことが苦痛でなくなる、恥ずかしかったことが恥ずかしくなくなる、愚痴や不平不満が減るのです。こんな人生の酵素はそうはありません。 正に人生酵素なのです。苦痛を楽にするばかりか、大きなエネルギーも生み出すのです。 正にそれまでのステージとは違う場所なのです。 そんな経験をしたことは他の例でもあります。

サラリーマンとして働いていた時代、事ある毎に社是、経営理念を唱和していたのですが、退職して18年経ちますが、未だにしっかりと憶えていますし、気持ちまで思い出します。 こんなことを考え整理してみると、人間=自分=人間の持つ奥深い能力=未開拓能力=苦しみもあるがそれだけではない世界=生命の不思議さ=生き物全て=宇宙=神の創った世界=∞=分からない・・・ こんな感じです・・・

無理に考える必要もないし、続けていれば続けていた分だけ自分の知らない不思議な能力が働き始めるということではないでしょうか・・・ たかが、歩いたり、野菜を食べたり、体重や血圧を測ったり、それだけのことなのです。 これからも続くとは限りませんし、痩せるとも限りません。 しかし、今その最中なのは間違いなく事実なのです。

歩いていて気付くことがありました。 結構皆さん歩いていらっしゃるのです。 人間も大昔は四足だったし、その時は歩くしかありません。 次に、二足になってからも随分と歩いた筈です。 つい百数十年前までは、私の田舎から江戸へ出るには二ケ月かかったそうです。 歩いて、歩いて、歩いたのです。行きも帰りもです。 今は電車もあれば地下鉄、バス、タクシー、自転車と実に様々な移動手段があります。 確かに移動は早く実現できる時代となりました。 しかし、その分、人間が持つ愛情や情け、信頼、感謝、謙虚などは減ったように思います。 本来ならば、その分が増えてもいいのですが、その分はどこかへ消えて行ったように思います。 現代人はそんなに急いで生産しているのですが、それが結局は本当に人間の幸せに繋がっているとは限らないのはないでしょうか?・・・ 私は疑問に思います。

人間は幸せになるよう生まれて来ていると思うのです。 しかし、幸せとは楽に生きることではありません。 幸せとは心の有り様であり、少ないと思うか充分だと思うかなのだと思います。 人間だけです。今、必要ではない生き物までを殺したり、確保するのでは・・・ ライオンだって腹が減っていなければ、餌になる牛や馬が傍を通っても襲いません。 人間だけがいつだって襲うのです。 足るを知らないばかりか、自分さえ良ければという欲ある姿です。

私はあと何年生きられるかということをよく思います。 残された時間のことを考えるからです。 勿体無い使い方が出来ない年代になっているからです。 少しでも社員や家族の為にと働こうと思うのです。 自分の時間なのですが、もう自分勝手な浪費は出来ない訳です。 何故なら、私には皆に幸せになって貰いたい、実現したい、夢や形があるからです。 これだけは絶対に、絶対に、潜在意識がなければ達成が出来ないのです。

最新記事

すべて表示

生成AI時代 第274号

最近と言うか、正確には2年も経っていませんが、私達が今まで経験したことの ない驚きが世界中に拡散しました・・・ 例えて表現すると、今から170年前の1853年、嘉永6年に永く鎖国をして いた日本へ、アメリカ東インド艦隊のペリー提督が率いる4隻の黒船が横須賀の 浦賀沖に突如として現れた時くらいの衝撃だと思われることが起きました。 その当時は日本に矢継ぎ早やに開港や貿易取引など不平等契約などを迫まり、

好奇心 第273号

生きている間には誰しも、何かの時に強い好奇心を感じたり、駆られたりすることがあ ると思います。この好奇心は人間には特に強く備わっているようで、他の生物にはない とは言いませんが、人類に備わっている特徴の一つではないでしょうか?・・・ この好奇心こそ、人類が地球上で最も高い知能や文明、繁栄をもたらした正体ではない かと思うのです。この好奇心は星や星座に名前を付けたり、神話を重ねたり、幾何学と いう学

シリコンバレーの思い出 第272号

年令を重ねて来ると、これから先の抱負や希望よりもいつの間にか自然と昔の思い出 を懐かしく思い出す時が増えて来るような気がします・・どうしてそうなるのかは自 分では分かりませんが、脳自体が特に意識しなくても何かの拍子に働き始めるのかも 知れません。それでも自分の意識があるのだろうと思います。 また、脳は新しいことに対しては活発に動くようで、その時にはエネルギーも多く必 要になるようです。昔の思い出な

コメント


bottom of page