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  • 執筆者の写真株式会社ビジョンクリエイト

気付きの偉大さ 第131号

たった3文字の言葉です。 人は、生きている中でこの3文字が大きく人生を左右することがあります。 目の前をいろいろな情報が通り過ぎて行きますが、この「気付き」がないと、これらの情報は値千金の情報にはならず、本人の前を何事もなかったように通り過ぎてしまいます・・・

「気付き」は強い自意識が変化した「潜在意識」に源があります。 更に、この潜在意識の強弱に応じてそのセンサー力も決まります。 この気付きは時として、先程も言いましたが、人の人生に決定的な影響を与えることがあるのです。 古今東西の英雄豪傑、偉人賢人などはその影響を受けて強い志を持ち続け、事を成したのではないでしょうか・・・ この気付きはまた、物や自然現象、或いは可視化出来ない存在までを引き入れエネルギー化する力を持っています。

子供達に大人になったら何になりたいか?と聞くと、男の子ではサッカー選手だったり、野球選手だったり、女の子なら看護婦さんであったり、保育士であったり、キャビンアテンダントだったりします。 しかし、成長するに従い、これらの夢は現実の中で翻弄され、一生を通じて持ち続けている子供は殆どなくなります。 ほんの一握りの子供がその夢を持ち続けて実現をします。 このほんの一握りの子供達がやがて世の中で大きな存在となり、後世まで語り継がれる人になったりします。

例えば、指を火傷して治して貰ったことで志を持ち、世界的な医者となった野口英世、貧乏のどん底からお父さんに言われたことを守り、鉄鋼王になったカーネギー、お金持ちから貧乏へと没落し、最後には経営の神様と言われるまでになった松下幸之助、小学校卒という劣等感を書くことで認められるまで頑張った大衆時代小説家の吉川英治、勝海舟を殺害しようと訪れ、世界の情勢を聞いて感動し弟子となった坂本龍馬、うつけものと云われながらも天才的な戦法で天下を取った織田信長、更にその能力が本物か否か確かめ、自分の娘婿とした斎藤道山、小さい頃から今の姿を思い描いて我が道を進んだ大リーガーのイチロー、・・・古今東西、大きな気付きが源となっていた人達です・・・

人には脳力、つまり脳の力に差異があります。 IQなどはその例です。 しかし、脳の力だけで人生の成果が決まるのであれば、世の中はもっと違った社会になっています。 脳の力よりも「何故、そうなりたいのか?」というエネルギーが、目標へ向かって自分を推し進めて行く推進力となります。 このエネルギーは脳の力よりも優っているのです。 このエネルギーの根源はやはり気付きから出発しています。

この「何故、そうなりたいのか?」という理由や背景は、脳の力以上に重要で決定的な力を持ちます。 私自身、小学校一年の時、担任だった津田先生が教壇に立って涙した時の衝撃は、その後の私の人生に決定的な絶対的価値観観を植え付けました。 「体が不自由でも、決して馬鹿にしたり、笑ったりしてはいけない。友達なら助けてあげるのが同級生なのではないのでしょうか?・・・ 先生はそのことが一番悲しい・・・」と、生まれながらにハンディのある同級生を想い、はやしたてた同級生に諭したのでした・・・ クラスの誰もが先生と同じように泣いてしまいました・・・ 私は今でもその時の津田先生の顔や声をはっきりと憶えています。

人は理屈や理論ばかりで生きているのではなく、絶対的な規範であって生きているのだと思います。 この絶対的価値観も「気付き」から生まれることが多いのです。 そして、その気付きが勝手に動き始めるスタートラインがあります。 そうなると意識しなくても、ごく自然に別のものを見るようになります。え

例えば、電車内でこんなことがありました・・・ 車内の吊り広告に日本人大リーガーを使った、生○○ビールをジョッキ片手に店内の多くの人達と乾杯しているものがありまおした。 私はそれを観ていた時に、そのチラシに写っているシーンが嘘だと感じていました。 何が嘘か?・・・

その広告を観て、そんなに左利きの人はいないと思ったのです。 事実、ネットで調べてみると、日本人の左利き率は世界の中でも低い方でした。 しかし、その広告の隣には同じビール会社の吊広告もありましたが、書いている内容に同じ文面があるのですが、よく注意て観ると微妙にフォントサイズやフォントが異なっていました。 しかし、我々は普段、そこまで気付いてはいません。 これも気付きがなせることだと思います。

このような視点で観ることが出来れば、情報の多くが通りすがりの価値のない情報に過ぎないものにはならないのです。 気付いた人だけが、その価値を改めてそこで感じるのです。 同じ事をするにしても意識を持って取り組む人と、やらされていると思う人とでは結果がまるで違います。

神社仏閣へ参拝して、お願い事をする人と、ただただ感謝する人とでは、同じ出来事でも受け入れる気持ち自体が異なるので、自然と結果も変わってしまうのです。 こんなこともありました・・・

3年ほど前、スピード違反で白バイに捕まったことがあります。 車を停車させられ降りて行くと、スピードメーターを見せられ、そのスピードを確認させられました。 その時なのですが、私は思わずお巡りさんへ次の言葉を発していました。 「有難うございます。私、最近いい気になっていたんだと思います。もし、これが人でもひいてしまうような事故だったら、今頃、大変なことになっていたと思います。そのいい気になっていることを気付かせて貰って有難うございます。」と答えていたのです。

すると、そのお巡りさんはこう言われました。 「何で自分だけ捕まるんや、他にもスピード出している人がいるのに、何で自分だけが捕まるんや!不公平やないかと言う違反者が多いのに、貴方のような人がもっといたら世の中はもっと変わるのに・・・」と。 この時にも思いました・・・ 「ものは考えようや。くよくよいつまでも何で自分だけが・・・と考えるか、ああよかった、この程度で済んだのやから幸運や」と考えるかで気持ちがプラスにもマイナスにもなる・・・ こう思えるようになると、後味の悪い罰金や違反点数も後まで尾を引くことはありませんでした。

話があちこちに飛んでしまいましたが、人の行動は「気付き」によって、感じるものや得るものが違って来ます。 「類は友を呼ぶ」という諺も、この気付きを増幅してくれる作用があります。 素晴らしい友達や集団は素晴らしい成果を生み出します。 それはプラス思考なのです。これも気付きから起こります。

最後になりますが、会社も気付きでチャンスを掴みます。 当社もそんな企業でありたいと願いつつ、なお一層、社員と共に頑張ります。

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