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  • 執筆者の写真社長

英語は難しい?? 第256号

 今回は私達の身近にありながら実は距離感のある英語について話してみたいと思います。私達日本人は中学・高校、場合によっては大学と永い期間に亘って英語を勉強しています。しかし、実際に話すとなると得意とは言えない人が多いのも事実だと思います。TVでも街中でも本の文章にも英語の文字が多くなり、意味についてはハッキリとは理解していないが感覚的に理解しているように使う場合も多いのではないでしょうか?・・・改めてその英語の意味を問われると、明確には説明できずにイメージで答える場面も多いように感じます。また、先の第二次大戦中に日本では外来語が禁止されていた為に無理やり日本語化して可笑しな単語が使われた例もあります。野球がその典型です。ストライクは一本、二本、ボールは一つ、二つ、三つ、三振はそれまで、アウトは引け、ユニホームのチーム名は全て漢字表記と、今なら滑稽な感じがします。個人的には引けは面白いなと感じます。武士の戦さで使われる言葉のようです。何もそこまでやらなくてもいいじゃないかと思いますが、当時は敵国語だった訳です。敗戦後は逆に民主主義の下に音楽や英語が国内に溢れ始めたのですが、何故か英語については、書く、聞くが中心で、話すは重視されていなかったのでしょうか?もし、話すことが重視されていた英語教育だったら日本人も英語を駆使して国際舞台で今より大きな存在感が発揮出来ていたかも知れません。今からでも学校教育は話すことを重視した教育へ変えていったらどうでしょうか?・・・


 英語表記ですが、私は毎日のように会社近くの某コーヒーチェーンへよく出かけては好きなコーヒーを買って社内で飲んでいます。ホットコーヒーが好きなので真夏でもホットコーヒーを飲みます。コーヒーの薫りや味が好きで、アイスコーヒーでは余りしないので殆ど飲みません。このホットコーヒーも和製英語だと思います。確か英語ではSTRONG COFFEEと言います。また、アイスコーヒーという英語はアメリカでは通じません。通じるか試したことがありますが、ウーン?と変な表情をされたことがあります。日本でもホットコーヒーならどこでも同じかと言えば、豆も違えば焙煎も違いますので味が違って来ます。最近はミネラルウォーターも同じように好みがあり、ヨーロッパ産の硬水が好きです。この水も学校英語では発音はwater(ウォーター)と習いましたがこれでは通じません。ターでなく口ごもってウォートゥ位が通じます。コーヒーもコーヒーでは通じにくく、カァ―フィに近い方が通じます。コーヒーですが、私はあれこれ飲まずに同じ味のものを飲んでいますが飽きないです。他に自分に合った旨いコーヒーがあるかも知れませんが、冒険したいとは思わないのでずーと同じものです。

 また、コーヒーを作って貰っている間に他のお客さんがオーダーした〇〇ヘラピチーノとか、ダブル何とかのような注文があったりすると、もう言葉だけで何が何なのか私にはさっぱり分かりません。叔父さん族の私には中身のイメージが出来ません。英語なのかイタリア語なのか、それともスペイン語なのかといった感じなのです。きっと名前を付けた人は若い女性でそんな言葉に慣れている方なのでしょう。名前は誰がどうやって考え出しているのでしょうか?・・・決して言葉に出しやすい単語ではないように叔父さんの私には思えます。


 それから、英語では発音を聞くことも難しいと思います。アメリカ人の英語は鼻に抜けるようなはっきりしない音が多いようで、私にはイギリス英語の方が分かりやすいです。ただイギリス英語は話す速度が早いです。結局、イギリス人でもアメリカ人でもネイティブな方の発音はなかなか聞き取れないのです。しかし、新幹線の中で流れるあの美しい、ゆったりとした英語の車内アナウンスは日本人にも聞き取りやすくていいなと思います。吹き込んだ方は確かカナダの女性だと思います。電車でなく航空機に乗ると機内アナウンスは更に早く本来の英語はやはり聞き取りにくい程早いなと思います。単語と単語がくっついて話されているように聞こえますし、なかなか慣れないです。それに英語ではよくLとRの発音の違いを言われますが、you-tubeを観ていると自分でやっている積もりでもネイティブの外国人の舌を巻くとか上げるとかは日本人には難しいものです。日本人は舌や口を大きく開けて話すことがないことも一因だろうと思います。私も随分前にカナダのホテルでパンを下さいとウェイトレスさんへ頼んだら赤ワインが来て、どうしてこれが来るの???と不可解に感じたのですが、ブレッド(パン)とレッド(赤)の発音のせいだったと後から気付いたことがありました。意識して発音した積りでもやはりネイティブとは違います。本当に区別した発音は今も出来ません。確かにRとLは意識するようにはなりましたが、正しく発音できているかは分かりません。その証拠にRとLの発音当てでは結構、逆だったりしますので・・・


 さて、先ほどのコーヒーチェーン店では若い人達が何の拘りもなく飲み物を頼んでいるように感じますが、意味を聞いたら意味までは知らないと言われて、一瞬、知らなくて頼めるのが今の人達なんだなと感じました。私のように意味までちゃんと知らないと注文できないのでは?ということ自体が、もう叔父さんなんだそうです。世代のギャップを感じるのと、意味が分からなくてもスマホや店内のビジュアルな広告で新商品はどんなものかを頼む若い世代の感覚に少々驚きます。こんなことを思う私が執拗なのか、今は優先する価値観が変わっていると感じます。外来語だからという面もありますが日本古来の蕎麦屋やうどん屋でも洒落た言語表示を使ったら外国人がもっと沢山来店するかも知れません。you-tubeに日本へ来た外国人に日本料理店へ行って日本食を食べて貰い、食レポするyou-tuberがありますが、多くの外国人が食べたこともない料理に挑戦して歓んでいます。もし、日本食レストランへ私達が出掛けて料理の写真が無くて品書き全てが英語だったら、果たして日本人は注文出来るでしょうか?・・写真があれば分かりますが、英文だけだとどうなるのでしょうか?・・・面白い事が起きそうな気がします。注文するまでスマホで調べたり、時間もかかるだろうし、肝心の味は後回しになるような気がします。実は以前、海外に行った際にそんな体験をしました。メニューが全部英語で写真もなく、頼んでから配膳されても何の料理か分からずに食べた経験があります。今となれば懐かしい思い出です・・・

 英語の単語を並べられただけのメニューでも一苦労するのですから、如何に日本人は英語アレルギーが強いか実感します。ホットコーヒーもアイスコーヒーも和製英語ですし、レイコなど全くの関西英語で東京でも通じなかった経験もあります。

 

 さて、日本の学校での英語教育は読み書きよりも自分の考えを英語で話す、紹介する、会話を中心にした授業へ切り換えるべきだと思います。単語を知っていても話せない、聞き取れないでは英語を活かしていくことが出来ません。英語の文章を読んで意味が分かっても話せないのでは外国人とコミュニケーションすら取れません。日本人の多くは海外での商談会のランチで外国人と隣り合わせになっても日本人同士で話している光景が目立ちます。海外の人には良い印象を与えません。隣に座った人と話をする位のマナーが必要です。隣り合ったら自己紹介位はすることがマナーです。その上、知り合いや友達を作れるチャンスでもあります。例えば、アメリカでは飛行機で隣り合った人同士が自己紹介し合い、搭乗中はいろいろな会話を楽しんでいる光景を何度も見ました・・それが普通のことでした・・しかし、日本では新幹線の席でそんな光景をまず見かけません。静かに黙っているか、仕事をしているか、本を読んでいるか、寝ているかです・・・

 こんなことがありました。新幹線に乗った際に隣の方と楽しい話で盛り上がってしまい、ビールやつまみを頼み合い、降りる時にこんなにその方から「こんなに楽しかった新幹線は初めてで嬉しかったです」とお礼の言葉を言われたことがあります。一緒にビールを飲んだりおごり合ったりし、笑ったりと楽しい時間を過ごしました・・・私達日本人はシャイなのか、話すのが嫌なのか、じっーと一人でいるのが好きなのか、寝たいのか分かりませんが、こういった時の多くのマナーは静かにして相手に迷惑を掛けないのが常識です。しかし、たまには相手の人と自己紹介し合い話してみるのも楽しいものです。静かにして人に迷惑を掛けないのが日本人の礼儀でしょうが、話してみるのもいいかと思います。今後は国を発展させるためにも英語は必要です。話す機会を増やすことが重要です。私達はそろそろ海外へ向かって話し合える語学力を付けた方が良いと思います。その為にも話す英語が大事です。教育方針を早く変えた方が良いと思います。英語が話せれば西洋諸国とも意見交換できるし、アフリカでも多くは通じるのでこれからはもっと重要です。東南アジアでも中国でも英語を話せる人口は多いと思います。英語を話すのに年齢なんて関係ありません。お互いにコミュニケーションとして話せれば、世界は今よりももっと身近に感じられます。下手でもいいので英語を口から出して話してみましょうよ。


 最後に私なりのこだわりを紹介します。インプットを多くすればアウトプットも増えるということです。人は幾つになってもインプットを増やすことは出来ます。それだけ人間の脳は凄いです。加齢と共に忘れていくことも増えますが、忘れたら新たにインプットすればいい。それでも忘れるなら何度でもインプットし直したらいい。私はいつもそのように心掛けています。そうすれば新たな知識もまだまだ入ります。入れば入った分だけ、また面白くなります。いろいろな経験をした人には間違いなく色々と興味深いアウトプットがあります。そのアウトプットを自分の知識にして行くだけでも楽しいです。簡単で当たり前の話なのですが、この事実を実行し続けている人は少ないです。もっと分かりやすく言えばインプット=その人の行動や体験したこと、或いは知見したことが多い人は、アウトプット=その人の判断や行動へ影響することが多くなり、知恵や行動にもその人なりの経験を持っています。いわば人生を遠くまで照らす懐中電灯を持っているということでしょうか・・・しかし、気付いた時には遅かったというケースも多いので、例えば人は何の為に生きるのか?との問いに答えられない人が多いので自分なりの言葉で簡単に答える人もいます。正しいかどうかなどは分からなくても、具体的に答えられる人はそれだけ経験や達観を持っています。生き様そのものが他人と異なる独自性を持っています。自分とは違っていても、それはそれで素晴らしいものだと私は思います。インプットの多い人の話は実に興味深いし、楽しいし、知らない世界や知らない人の話も多く、これらが人間の成長や価値観や判断力に役立つことになります。

 つまり、そこには知識があり、自分で行動した成功や失敗があり、頭だけではそんな生き方は出来ないです。私は今でも分からない英語はすぐに調べます。失う記憶は新たな記憶を作るしかありません。その新しい記憶も直ぐに忘れます。これが年を重ねることだと思います。英語もそうです。忘れたら何度でも調べたらいい。英語を少しでも話すことが出来れば友達も出来ます。世界が益々楽しく感じます。日本人以外の考えや価値観を知れば、人生ももっと広く面白く拡がるおとになります。それでは来年も頑張ります! 

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