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金さんからの便り 第13号

先月、韓国旅行の話を掲載しましたが、その中で金さんという女子大学生との出会いを紹介させて頂きました。 今月はその金さんから来たメールをご紹介したいと思います。 原文は英語の為、意訳を交えてご紹介させて頂きます。 この為、非日常的な表現もあるかと思いますが、私の英語力ではこの程度ですので、ご勘弁ください。 ちなみに私のコメントはこの色で、金さんの言葉は茶色や赤で記述しています。

その後、ご無沙汰していますが、お元気でいらっしゃいますか? 返事が遅くなって本当に申し訳ありません。 私は今、とても忙しい毎日をおくっております。 と言いますのは、大学卒業に必要な履修科目の受講や、夜はTOEIC受験に備えて必死に勉強しているからです。 返事が遅くなったのはその為なのですが、本当に申し訳ありませんでした。 私が東京に滞在していた時に、橋元さんへ何度も連絡したのですがご不在のようでした。 その上、誰も電話に出られませんでした・・・ (実は、夜にかかって来たり、休日だったりしていたのです) 私は橋元さんのご親切に深く感謝しています。 実際、橋元さんより封筒を頂いた時には中に何が入っているのか分りませんでした。 東京へ行くバスの中で、それがお金であることを知りました・・・ 私にとっては多額のお金でした・・・ 母にそのことを話しましたら、何か贈り物でも贈ってあげなさいと言われました。 私も記念になるような何か良いものを近く送りたいと考えています。 改めて、もう一度お礼申し上げます。

大阪に着いた後、ツアーメンバーの人達は橋元さんが私と一緒のメンバーだと思っていたようです。 (飛行機の中でもずっと金さんと喋っていたから誤解されたのでしょう) ツアーメンバーの何人かは、橋元さんが日本の旅行社のガイドだと思っていたようです。 (嬉しいやら・・・複雑です・・・) 兎に角、本当にありがとうございました。

日本や日本人についての私の意見は、橋元さんそのものでもあり、人生への姿勢とか、尊敬の精神とか、魂とか、そんなものを感じます。 日本は決して横柄ではありません。 このようなことは短期間に実現出来たものではないことを知っています。 橋元さんもいつもベストを尽くしています。 日本は他の先進国と同じように変わりつつあります。 日本は既に先進国であり、その変化に値する国だと思います。

事実、日本では多くの古い歴史ある建物を数多く観ましたが、私は恥ずかしい気がしました。それらは特徴を残して、大変よく手入れされており保存状態が良いのです。 このようなこと、忘れる事は出来ないのです。 更に、私が出会った日本人はとても親切で、立派で、勤勉で、心暖かい人達ばかりでした・・・(丁度、橋元さんのように) 私はいつも訪日する度に、その高度な技術に圧倒され、少々ショックを受けます!

殆どの韓国人は海岸の砂なような存在なのです。 (恐らく、各人が個性的でなく、画一化されているという意味だと解釈します) 韓国人は特別な存在になりたいし、他の人達から尊敬されるようになりたいのです。 私達は団結しなければならないのに、時には団結出来ないなあと思うことがあります。 IMF時代、贅沢な生活を楽しんでいた人達が沢山いるのも事実なのです。 私達はもっと熟慮しなければなりません。決して横柄になってはならないのです。

兎に角、私は橋元さんが韓国に興味を持って貰ったことがとても嬉しいです。 興味を持って貰えることが、韓国を再び訪問されることへの弾みになると思います。 いつか再会出来ること心待ちにしています。 橋元さんのことは決して忘れません。 返事が遅れましたことをご容赦ください。 橋元さんがお元気でご活躍されることを心よりお祈りします。 お身体に留意してください!!

追伸:手紙や何か贈り物を送りますので。 その時には日本語で手紙を書きますので!!! 上手な日本語の手紙を期待していてください。エヘヘ・・・

私はこの手紙を読みながら、金さんとの機内での話を思い出しました・・・ 金さんはこんな話をしていました・・・ 「最近、韓国でも中国語を習う人が増えて来ました。これからは中国が大きな市場になるでしょうし、多くのビジネスチャンスもあるでしょうから、それはそうだと思います。 しかし、私は尚一層、日本語を勉強したい。何故なら、中国がそうなれば日本は更に高度な技術や競争力を身につける為に、必ずや努力し、乗り越えます。韓国が本当に目標にしなければならないのは、実は日本なのではないでしょうか・・・私はそう思います」と。

今、日本は長期的な不振に陥っています。 自信を失い、明確な目標も見つけられず、他の先進国からは経済建て直しを要求されているような状況です。 国際競争力は低下し、何々ランキングでは下がる一方です・・・ しかし、それでも私はこう思います。 永い間の日本人の歴史を振り返って、今の時代はその中の瞬間に過ぎません。 歴史が証明しているように、勤勉で、労働を収入の代価のみと見なさない価値観や人生観、教育レベルの高さ、工夫し独自化に優れた民族性、・・・優れたものが一杯あります。 必ずきっと、今の状況を乗り越え、新しいステージに立てると信じます。 明日は絶望ではなく、希望ある明るい未来が待っていると信じます。

絶望からは何も生まれません。希望から何かが生まれます。 失望することなく、目標を掲げ、その為に一生懸命に寝食を忘れる程の努力をやり続ければ、きっと天運は再び巡って来ると信じます。

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当初、今月は別のタイトルを考えていたのですが、たまたま観ていたYouーTubeで懐かしい歌手が歌っているのを観てしまい、自分の10代後半から20代始めを思い出してしまいました。その当時の友人や東京という大都会での生活や風景などが懐かしく思い出され、年を重ねた今になって懐かしい思い出となったその頃の話をさせて貰います。 私が若い頃は日本が高度成長期へ突進し始めており、経済成長と安保、ベトナム戦争と学