新年、おめでとうございます。 本年も本コラムを宜しくお願い致します。
当社にとって、昨年は幾つかの新しい動きが始まった一年でした。
新規事業開発室の創設、自社ウェブサイト事業の開始、情報セキュリティ商材の販売開始、既存CS事業の拡大、
管理職職による実質的な部門運営の開始などが挙げられます。
このような変化に伴なって社員数も60名を突破しました。
今年は午年でもあることから、私の想いも走り始めて欲しいと心から願う次第です。
また、世間では政治、経済面でいろいろなことが起きるだろうと思います。
日本はアジアの中で政治と経済の両輪において、緊張と困惑、或いは拡大の中に存在することは間違いありません。
特に、中国や韓国という隣国二国間との緊張関係、アメリカとの微妙な温度差を含む同盟国関係、更に隣国ではない
アジア諸国との友好関係推進などを軸に、日本はどんな道を進むのか更に重要になるのではないでしょうか?・・・
日本の考え方と太平洋戦争等で被害国となった国との戦争への傷跡への捉え方には大きな隔たりがあり、今のままでは
そう簡単に改善はないと思います。
中国と韓国とは摩擦や騒動を含みながら改善が見られない動きに終始するのではないでしょうか・・・
政治が民意に優先する現状では、思い切ったリーダーがいない限り、一挙に改善されるということはないと思います。
国家は権力や法律をかざしながら、時として民意を超えたレベルで暴走をしかねない危うさも持っています。
それが太平洋戦争だったと思います。
現在のように政治的思惑から端を発した暴動や不買運動、或いは反日感情が起こらなければ日本企業の海外進出は今以上に
進むと思います。
日本経済は大企業を中心型であり、大企業に暗雲が垂れ込まない限り日本全体の景気が悪くなることもないと思います。
しかしそれでも、大企業から仕事を貰うだけの下請け構造では、中堅中小企業にもう安泰ではありません。
大手製造業が製造拠点を海外シフトしてから日本国内の上から下への発注の構図は大きく変わりました。
中小企業自らが自分達の製品を直販しなければ安泰ではない時代になっています。
それは「国際化」と「インターネット」によって更に加速されています。
国際化では市場がボーダーレス化、グローバル化していていますし、インターネットにて瞬時に商品や付加価値情報も
世界中へ発信・収集しています。
この2つが日常化したことにより、先に述べた国際化が加速度的に進んでいます。
この動きは、大企業のみならず中堅中小企業にも、パソコンが出現した時代以上のインパクトを与えています。
インターネットの出現によって商流が変化したvばかりか、モバイル化がその変化を更に爆発的に進めています。
この流れは今後、益々、劇的なビジネス変化をもたらすと考えます。
また、人々の価値観も物質的な満足だけに拘わることもなくなりました。
日本政府は遅れ馳せながら、2016年から国民一人一人に固有番号を付与し、縦割行政にメスを入れ、効率化と不正を
防ぐシステム化を構築するようですが、いつもながらその遅い立法や行政の対応には??という気持ちになります。
自分達でオリジナリティある改善策や解決方法が編み出せない国家体質は、これからの世界では二番手以降は取れても
トップ集団には入れないのではないでしょうか?・・・
それは日本をどのような国家にするのかというビジョンが明確にはないことから来ていると思います。
そればかりか、民意を自由闊達に活動させる規制や法律が多過ぎると思います。
こんな状況下では自由闊達なアイデアや考えを実現することは、そのこと自体の発想や意欲させ失いかねません。
平和でそれなりに幸せでということにはなるでしょうが、新しい画期的な価値観は生まれにくい。
それでも日本は、世界の中で安全であり、良質で善良な人間が集まっており、教育レベルも高く、急激な国際的な
求心力低下などは起こらないでしょう。
こんな日本の状況下で事業を営みながら、当社は次の柱を中心に更なる事業推進を行います。
1.柱となっている既存事業の拡大を首都圏中心に拡大する。
2.新規ウェブ事業も首都圏で基盤を早く作る。
3.情報セキュリティ事業を推進し事業化する。
4.海外の進んだ技術や商材の販売を強化する。
5.人材育成と確保を進める。
景気は経営状況に影響を与えますが、その時期や状況判断は難しく、かと言って何も考えないのでは対応が遅くなります。
経営が好調な次は必ず落ち込みがあり、落ち込みの後は必ず成長があることは間違いなく、今は落ち込みを警戒しながら
成長を遂げる時期だと判断します。
民意は国家を超えられませんが、人間同士の絆は私達でも作れます。
当社は今はまだ中小零細企業ですが、いつか町内一、区内一、市内一、・・・になりたい。
また、国籍を問わない企業にもなれたらと思います。
当社では創業時の精神を忘れることなく、当社独自の道を探し続けなければなりません。
先人達の多くが苦労した道であると思いますが、その道を進まない限り、追い求めている企業にはなれないと思います。
今は小さくとも5年後、10年後、20年後にはと考えています。
世はまさに情報化社会です。アルビントフラーの「第三の波」は当分減退することはありません。
ただその中で言われている「ペーパーレス化時代」だけは訪れるような気配がありません。
今もこれからも、便利で効率的で心地よい「新しいサービス」が求められています。
そのサービスを提供出来るようになるのが私のビジョンでもあります。
そのチャンスはどこの企業にも平等に参画のチャンスが与えられていると思います。
それを夢見て、新しい発見と気付きが源泉として生き続けるような当社でありたいと願います。
読者の皆様もより良き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
時間は有限です・・・
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