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友の死 第181号

7月最後の日に仲の良かった友が亡くなりました・・・ 1ケ月以上経過した今でも、信じられないというよりピンと来ないし、今でもひょっこり電話がかかって来そうな気がします。 最初の出会いから間に空白期間があって30数年経ちますので、随分と永い間の付き合いだったように思います。 悪友とは気の置けない、本音で話せる相手であり、互いに同じ経営者の立場で社員に話せない、忌憚のない密度の濃い話が出来る仲でした。 いろいろな所へも一緒に行きましたし、チョイ悪同士の親友でもありました。 人は必ず、いつか死にます。

生きていることは死に一歩一歩近づいていることでもあります。 どんなに偉い人でも、どんなにお金持ちの人でも、どんなに人柄の良い人でも、どんなに悪い人でも、いつか必ず死を迎えます。 寿命の長短はあっても、せいぜい100年がいいところです。 また、この世で手に入れたものも、全てこの世に残して行かねばなりません。 死を考えると、命のはかなさや、今日を生きる命の尊さや人の哀れさえ感じます。 私は欲が深いせいか、過去よりも未来への残り時間が気になります。

この友は私より4歳年下でした。 過去にも親しい経営者の友が、50台半ばで亡くなっているので、人の寿命というよりも経営者の命への影響や、やり残した無念さを思ってしまいます。 正直なところ、精神的なストレスや金銭的な寿命の縮まる思い、はては家庭内のことなど、酒へ向かったり、食へ向かったり、病気になったりと、寿命を縮める背景になるのも確かなようです。 この友とは、意見や考え方も違うのに、何故か馬が合いました。

週に一度、2週に一度は必ずと言っていいほど会っていました。 会えば喫茶店で2時間や3時間とか、永い間、最近に聞いたり見たりした話や、著名な経営者の経営論や価値観について話したり、或いは互いの会社内での出来事や相談したりと、本当にいい仲だったと思います。 あれから1ヶ月が経ちますが、未だに友の死が実感ありません。 突然、電話が掛かって来るのではないかと思ったり、メールが来たりしないかと思ってしまいます。スマホのメールやPCメールもそのまま残っています。 少し偏屈で理屈っぽいところもありましたが、経営者や人間として尊敬出来る部分があり、凄いなあと思うこともしばしばでした。 細かい気遣いも出来て、口先よりも心根がいいところがあり、本当にいい奴だなと思ったものですす。体つきも私に似て太り気味で血圧が高く、二人とも似ていました。

とりとめのない話が続きますが、ああこんな面があった、こんな面もあったと思い出は尽きませんが、安らかにと思う反面、いつになったら亡くなったことを真実として自分の心の中へ落ち着かせるのか、まだまだ時間がかかるように思います。

今頃、どこで何をしているのだろう・・・ 肉体は滅びたけれど、魂はまだそのあたりにいるのだろうか?・・・ 君に出会えて良かった・・・と今更ながら伝えたい。 よく言われる世俗的な言葉に、「君はいつまでも私の心の中に生きている」と言いますが、正にその言葉そのままです。 出会えて良かった。 有難う・・・

私にもそうは遠くない将来、その時が訪れると思いますが、私は皆さんに笑顔で見送って欲しいと思っています。 別れは悲しいことですが、私は新たな出発であると思っています。 だから、「行ってらっしゃい!」という言葉の方が私には合っていると思っています。 友の死は悲しいですが、どこかで別の形で生き続けていると信じています。 その友に私も言いたいです。

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当初、今月は別のタイトルを考えていたのですが、たまたま観ていたYouーTubeで懐かしい歌手が歌っているのを観てしまい、自分の10代後半から20代始めを思い出してしまいました。その当時の友人や東京という大都会での生活や風景などが懐かしく思い出され、年を重ねた今になって懐かしい思い出となったその頃の話をさせて貰います。 私が若い頃は日本が高度成長期へ突進し始めており、経済成長と安保、ベトナム戦争と学