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捕食 第214号

私は休日に良くネットサーフィンをして楽しんでいますが、最近、よく観るのが「捕食」という動画です。 捕食とは、ある生き物が他の生き物を捕らえて食べることを意味します。 私がよく観るのは植物ではなく、動物の捕食、それもライオンの捕食に興味があって観ています。 閲覧に注意とか、気分が悪くなることがありますのでとか、そんな注意書きのある動画もありますが、それでも直視しています。

何故かというと、捕食する方も捕食される方も必死に生死を賭けて闘っているからです。 そこに命のはかなさや尊さを感じ、改めて我々人間のことを振り返るからです。 人間は欲深い生き物だと、この捕食を観て思います・・・ 動物は必要以上には捕食しませんし、頂点にいる強いライオンが獲物を食べたら、次の動物がやって来てその残りを食べ、その次の動物がやって来て残りを食べ、最後には骨と皮しか残っていません。 これが自然の生命サイクルなんだと思います。 しかし、人間は今直ぐに必要でなくても、次のものを手に入れようとしますし、実際、手にします。 ここが人間と動物の違う点であり、欲深いのは人間だけだなと時折考え込んでしまいます。

ライオンは「百獣の王」と呼ばれ、他の動物よりも強く、他の動物と闘えば常に勝つと思われていますが、決してそうではありません。 捕食しようとした相手から逆襲され重症や死に至ることもあります。 特に、ライオンより大きな動物である水牛、象、キリン、カバ、サイなどには注意が必要で、決して正面から挑みはしません。その獲物に合った狩りが必要なのです。 ここがライオンの実に賢いところだと思います。 ハイエナもグループで捕食しますが、ライオンは2,3頭から多くても10頭前後までのグループで狩りを行います。 それも雌ライオンが中心で、雄ライオンは殆ど何もしません。

この点はトラとも違います。 トラは単独で生きていて、ライオンの狩りとは異なり、一人である故に失敗も多いです。 また、ライオンとトラはどちらが強いかとよく話題になりますが、トラの方がライオンよりも体は少し大きいようで、古代ローマのコロシアムではライオンとトラを闘いさせたりしていて、トラの方が勝つ回数が多かったそうです。 しかし、ライオンはグループで生きているので、グループ内でもグループ外でも多くの闘いを事ある毎に経験しており、ここがトラと決定的に違っていてどちらかと言えば実践派です。 つまり、ライオンが実戦派でトラは潜在力派だと思います。 人間社会ではアメリカがライオンの部類かも知れません。 世界のどこかでいつも闘いをいているからです。

狩りの話ですがライオンは雄のリーダーを中心にグループを作り、グループ同士は縄張りを持って生きています。 その縄張りを超えて侵入することや侵入されることは、生死を賭けた闘いを意味しています。 また、同じグループ内でもリーダーの座を狙って、他の雄ライオンと闘うこともあります。 負ければ、そのグループから出て行かねばならないのです。 ましてやリーダーしかグループ内の雌との交尾は許されないのです。 いわば、一夫多妻のグループ長なのです。

しかし、ここに非情な掟があります・・・ もし、リーダーがグループ内の雄であれ、他からやって来た雄であれ、闘いに負ければ非情な運命が待ち受けています。 元リーダーはそのグループから追い出され、一人でどこかへ去らなければなりません。 そればかりか、その元リーダーの子供達は直視出来ない運命が待ち受けています。 これがライオンの「子殺し」と言われるものです。

新しくリーダーになった雄ライオンは、元リーダーの子供達を探し出し、全頭を噛み殺すのです。 その間、母親である雌ライオンは何もせず、その様子を静観しているだけです・・・ 母ライオンは時として雄ライオンに挑みかけることさせある位に強いのですが、この時は何もしません。 しかも子供を殺された雌ライオンは、その後に発情し新しいリーダーの雄ライオンと交尾し、新しいリーダーの子供を産むのです。

ライオンはこのような凄まじい自然のルールの中で生きています。 強い遺伝子を持った子孫を残すことが何よりも優先する厳しい世界です。 ライオンは強い者しか生き残れません。 これは他の動物とは異なります。 非情といえば非情、なるほどと言えばなる程と思うのです。

私はこのような動画を観ながら、人間の欲深さを思うのですが、足るを知らない以外にこんなことも感じます。 それはアフリカの国立公園にいる捕食動物に観に多くの観光客が世界中から押しかけて来ます。 安全柵のない天井もないジープに乗って、現地ガイドに案内され、捕食した動物を食べているライオンの僅か10メートルか15メートル先位から車のエンジンを止め、ジープに乗った観光客はスマホで写真や動画を撮影しています・・・ もし、これが捕食中でなければ、その観光客達は襲われているかも知れません。 こんな様子にも、人間の恐れを知らぬ欲望を感じてしまうのです。

自然界ではいろいろな動物が毎日、生きるために捕食を行い、自然の掟に従って生きています。 でも人間は恐れを知らないばかりか、元に戻せないものも破壊し、ものによっては地中に埋めています。 地球上の動植物は毎日、絶滅し続けています。 核開発もそう、ポリエチレンフィルムもそう、コンビニの期限切れ弁当のそうです。 人の命がそうなのです。 持つ国と持たざる国の差別や葛藤もあります。 進んだ国から進みつつある国へ、進みつつある国から未開発の国へと、その主張はどこまでも拡がっています。 人間は賢いからこそ万物の頂点に立つまでになったのでしょうが、本当は愚かな生物なのかも知れません。 どこの生き物に自ら命を絶つような生物がいるでしょうか・・・ そこから見直さなければならないのではないでしょうか?・・・ 動物は自分の子供を本当に慈しみます。 象の母親は襲われていなくなった子供を2日間ずっと寝ずに捜していました・・・ 水牛はライオンに襲われている仲間を救う為に、何頭かでライオンへ立ち向かったりします・・・ カバはライオンに襲われた我が子を助けようと、怒りに任せてライオンの頭を大きな口で噛み砕くことさえあります。 マントヒヒの母親は噛まれて死んだ子供を奪い取り、起そうと必死でした・・・ でも人間は、自分の子供を折檻して殺したりするのです・・・ これが万物の長なのでしょうか・・・

謙虚に、人や社会や役立つ為に生きるべきではないでしょうか?・・・ そんなことを思いながら日常での企業同士の捕食を思います。 自分達は他企業に捕食されたくないと・・・ 頑張って生きるしかありません。 だから、頑張ります・・・

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当初、今月は別のタイトルを考えていたのですが、たまたま観ていたYouーTubeで懐かしい歌手が歌っているのを観てしまい、自分の10代後半から20代始めを思い出してしまいました。その当時の友人や東京という大都会での生活や風景などが懐かしく思い出され、年を重ねた今になって懐かしい思い出となったその頃の話をさせて貰います。 私が若い頃は日本が高度成長期へ突進し始めており、経済成長と安保、ベトナム戦争と学