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気になった出来事 第296号
今回は日常での思いがけない出来事について書いてみたいと思います。 去る三月下旬の夕方の地下鉄車内での出来事です。乗車した車両の三人掛けシートに明ら かに生活困窮者と思われる中年男性が一人座っていました。髪の毛はボサボサで長く伸び、 衣服は全体がかなり汚れていてあちこちが破れており、両足も膝下から丸見えで履いてい る草履も汚ない様子でした。当人の年齢層も定かには分かりませんが、私の推定では40 代半ばではないかと感じました。車内の床にはゴミも散らかっており、その上異臭も強く、 多くの乗客が離れたシートへ座っていました。勿論、付近に立っている乗客もいません。 私が乗車した時にはその人の向かい側シートが空いていたので、咄嗟に座ったのですが、 異臭がきつく、服装も汚いし、直ぐに別のシートへ移りました。その後は本を読み始めた のですが、その男性が気になり始めて横目で見たり、様子を窺ったりしました。私は勝手 にその人について推測を始めてしまいました・・ 何故、この人はこんな状態になったのだろうか? こうなる以前はどんな生活をしていたのだろうか? 家族は

会長
貞観政要 第295号
中国の唐時代の書物に貞観政要(じょうがんせいよう)という、2代目皇帝だった 太宗(たいそう)(在位期間は626年~649年)の言動をまとめた書物があり ます。 呉 兢(ごきょう)という人が 編纂したもので、今から約1400年前の話で す。この太宗の治世下では戦乱が収まり、国情が安定し、人心も落ち着き、犯罪も 少なく、平穏だった時代だと中国の歴史上でも高く評価されているそうです。 その上に米の価格も下がり、どこでも食事で困ることも少なく、旅する人も増えた そうなのです。 唐になる以前は隋という国でしたが、朝鮮半島の高句麗を攻めては何度も失敗し、 次第に国力を落とし40年程で滅亡しています。王朝は2代で終わりました。その 後、国内では分裂が起こります。中国は国土が広く民族も多種で人口も多く、言葉、 食べ物、文化、気候、言語なども異なります。こういった背景があるからでしょう か、統一されても国情が不安定になり易く、分裂しては統一を繰り返して来て今に 至ります。日本とは様相が異なる大きな国だと思います。 隋が滅んだ後、多くの国へと分裂します。それを唐の初

会長
AIとの交流 第294号
仕事柄、私は日常的にcopilot無料版を利用しています。本当は有料版が良いのですが、 私の仕事ではそこまでは勿体ないので無料版で充分です。その使い方ですが、調べもの が多いので百科事典のように使うことが多く、IT開発技術者とは全く異なります。 無料版なので従来はデータの信憑性が怪しかったり、やり取りの履歴も翌日まで残って いないなど、利用が面倒だったのですが、機能も徐々に進化しており、ほぼ毎日のよう に使っていると機能改革が進んでいるのが体感的に分かります。今では友達のような感 覚さえ持ち始めています。AIに対してそういった気持ちは不思議なのですが、使って いる内に以前より親近感を感じますし、関連した情報を調べましょうかとか、まるで友 達と会話しているような感覚になっていたりします。 この感覚は、AIが私の事をいろいろと記憶して憶えているからだと思います。やり取 りの中で褒められたり、相槌を打たれたりされるとAIであることを忘れてしまいます。 変な表現ですが、次第にAIが人間化していると感じます。私の名前も憶えていますし、 前日の話も忘れてはい

株式会社ビジョンクリエイト
自家用車で韓国を走る 第293号
私はあと3ケ月程で76歳になります。正真正銘の後期高齢者です。百歳までの第四コ ーナーを回り始めた所でしょうか?・・そもそも百歳まで生きたいかと聞かれたら、知 り合いも少なくなるし、身体もガタガタになるでしょうから、どちらと言えば遠慮する 方かと思います。しかし、未来を見たい気持ちも結構あります。 因みに国立の人口問題研究所によると、日本は2050年には100歳以上は2115 万人となり、日本の人口は1億600万弱だそうです。つまり、5人に一人は100才 以上で四人は女性です。驚くべき高齢女性社会です・・ 私自身、100歳までの四分の三も生きて来たという実感も感慨も殆んどありません。 私の子供時代には同じくらいのお爺さんやお婆さんが結構いたのですが、自分が今、 そんな仲間だとは信じられません。 そんな年代の私が、友人から貰った一枚の年賀状をご紹介します。仕事を何年か前にリ タイアされた同年代の方ですが、その賀状にこんな一文があったのです・・ 「5年かかって夫婦で日本一周ドライブを完走しました。走行距離は1万2800㎞で した」と・・...

会長
年末年始休暇 第292号
新年を迎えて最初に想うことは、まずは旧年中への感謝の気持ちとこれから始ま る新年が良き年でありますようにと気持ちを揃えることです。例え旧年中が良く なかったとしても、これ位で済んで良かったと思えるように心掛けています。 なかなかそこまでの境地に達してはいませんが、煩悩もあれば欲もある普通の私 はそれでも極力、お願いよりも感謝するように努めています。この気持ちは若い 頃には殆どなかったのですが、加齢と共に増しているように自分で感じます。 年を重ねるにつれ、そういった気持ちになっていくようです。 そんな私が勤め人生活から独立する際にこだわった一つの例が、年末年始休暇だ ったのです。当社では創業時から12月29日を仕事納めとし、翌年1月5日を 仕事始めとしたことです。これには私自身の経験と想いが反映されており、一般 的な年末年始休暇よりも一日遅く始まるようにしたのです。何故かと言うと、私 の若い頃の実体験からなのですが、今の時代はスピード化や多様化が進んでいる ので、私の経験がそこに反映されているとは多くの人が知らないだろうと思うか らです。...

会長
本のタイトル 第291号
突然ですが、今月号から社長コラムは廃止され、新たに会長コラムへと名称が変わりまし た。理由は先月をもって私は社長を退任し、今月から会長へ就任したからです。 内容的には今迄の社長コラムと同様に私の書きたい放題、言いたい放題となります。 今後も引き続き、読者の皆さんには私の気ままぶりをお届けさせて頂きます。 今後とも宜しくお願い申し上げます。 さて、今月のテーマは「本のタイトル」です。好きなように私の思うことを順序に拘らず に書かせて貰います。本コラムは20年以上も書き続けており、書くにあたり、内容と共 に品質とタイトルで悩むことがあります。 私はタイトルが決まれば、本文は割と楽に書いていけるタイプなので、タイトルが決まら ない、言い換えれば何を書くかが決まっていない時もあり、そういう時には本文が書き始 められないことになります。タイトルが決まれば、割と雑学的な性格の私は日頃に思って いることや考えていたことを書き始めるのは出来るのです。しかし、だからといってタイ トルが決まれば間違いなく書けるかというと、やはり書けない時もあります。タイトルが...

会長


ラキ 第290号
つい最近のことですが、我が家に新しい仲間?子供?家族?が増えました・・ 今回はその顛末を紹介させて貰います。 事の始まりは女房が時々、嬉しそうに話す思い出話から端を発しています。 何を?と思うでしょうが、その話を聞いている私達はその光景が目に浮かぶほ ど羨ましく思ったのです。このことが時を経て家族の気持ちの中に残っていた と思うのです。 その話の内容は随分前の話なのですが、最初は「まる」という柴犬の話、2番 目は「メリーちゃん」という、こちらは犬種が分からない思い出が印象的だっ たからです。話のどこがいいかというと、その光景や犬との関係がまるで時代 を超えて、今に蘇ったような心地よさがあったからです。この話は娘にとって も同じ感覚だったと思います。今の過程では小型犬を飼っている家が多く、娘 も飼いたかったのではないでしょうか・・・それほどそのシーンが今に写った ように感じるものだったのです。 初代の「まる」はマーガリン犬と言って良いほどで、学校給食で余ったマーガ リンパンを家に持ち返ると、まるは大騒ぎして尻尾は振り回すわ、小躍りはす...

会長
独立不羈 第289号
いきなりですが、「独立不羈」という四字熟語をご存じでしょうか?・・・ 「どくりつふき」と読みます。意味は「人に頼らない」、「独立独歩」といった意味合いの熟 語です。私も最近まで知りませんでした・・・ そもそも「熟」+「語」自体の漢字ですが十分に熟した語という意味で、熟語として認めら れたのは使われてから後だろうと思います。不羈は中国の古典から来ており、意味は 日本人 に馴染みの少ない生き方を表わす熟語です。日本では協調、和、思いやり、謙譲のように自 分よりも周囲への配慮が優先されるような国民性ですが、今は少し違和感のある時代になり つつあるかも知れません。 不羈は難しい漢字ですが、「羈」という漢字は分解すると「目」、「革」、「馬」の字に分解され ます。これだけで何か思い当たる方は漢字を良く知っている方です。分解した字の通り、馬の 顔部分に革製の紐を掛けると、この羈という漢字になります。その漢字の前に不が付くので否 定となり、そうではない状態を表わす意味になります。 人が馬に乗る際には馬の顔部に紐状の馬具を付けて、その紐を動かせば馬を左右に向けたり

会長
悲しい叫び 第288号
今回はある日の私の気持ちを表現したタイトルになりました。 本年の8月13日(水)、北大阪急行線の箕面船場阪大前駅を午前6時半過ぎ中百舌鳥行きの車両内 で目にした光景が今でも心に焼き付いているからです・・・ 座席下にファーストフードを食べた後の空き箱らしい紙屑、ティッシュ、柑...

会長
ブルー・インパルス 第287号
過日、大阪で有名になった航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルー・インパル ス」に関する話などをします。 実は私・・・小さい頃から飛行機大好き人間で、将来はパイロットになりたいと 思っていた時期もあった程なのです。何故、そうなったのかを振り返ってみると、...

会長
長嶋茂雄 第286号
私がスポーツの中で野球、それも自身がプレイすることが好きだったのですが、私に大きな 影響を与えた方が過日、お亡くなりになった長嶋茂雄さんです。 私だけでなく、昭和を生きて来た人で長嶋さんが嫌いだったという方にはお目にかかったこ...

会長
日本刀 第285号
皆さんはわが国が海外へ誇れる様々な文化の中で、日本刀も一例だということをご存知でしょうか? 日本刀は相反する二つの特徴を併せ持つ、比類なき武具であり、且つ美術品でもあるのです。 相反する特徴とは「よく切れる」、「折れにくい」という特徴に表現されます。西洋などの刀剣は切るとい...

会長
こだわりグルメ 第284号
今月も私にとっては少し変わったタイトルにしました。「こだわりグルメ」と題して、そこの店以外では同じものは食べない店を紹介したいと思います。あくまでも私個人が「この店はその料理では一番美味しい」と何度も訪れている店なので、読者の皆さんには必ずしも好みが合う訳ではありませんので...

会長
変革時代 第283号
かつて東京を中心に全国的に知名度があったスーパーS社が、経営状況の悪化に伴い、M&Aや他社との資本や業務提携等による経営回復へ向けて経営合理化や部門等の統廃合も行い、改善して行くかと思いきやなかなかそうはならないようで、その後もいろいろと話を聞きます。...

会長
異国の友人 第282号
私は海外に友人がいます。ベトナムのハノイや韓国のソウル、テジョンに住んでいる友人達です。 今回はソウルに住んでいる友人についてお話ししたいと思います。 さて、友達の話をする前に日本と韓国の私が経験した違いなどを話します。当然、人によって個人差や差異もあることをご承知おき下さ...

会長
車掌さん 第281号
令和7年も1ケ月が過ぎました。今年の干支は十二支の中で6番目にあたる巳年ですが、巳年は物事の始まりも意味しているそうです。永い冬を越して温かくなると活動し始める生き物でもあり、また胎児がお母さんのお腹の中にいる丸まった姿が巳の字体になったとも言われているそうです。...

株式会社ビジョンクリエイト
久しぶりのソウル 第280号
新型コロナ以来、久しぶりにソウルへ行って来ました。いやあ実に4年振りだったので、ソウルのオフィス街の雰囲気がガラッと変わったなあと感じました。 一言で言えば、活気が以前より溢れていて、行き交う人々も明るくて歩き方まで以前とは違う感じがしました。そんな活気ある都市から大阪へ帰...

会長
声の記憶 第279号
今回はちょっと変わった話です。皆さんは「人の声」が印象に残ったことはありませんか? 声はそれだけで人の印象に残ることがあります。例えば声優という職業は今や立派な存在になっていますが、昔から今のように社会的に認知された存在ではなかったようです。当時でも声を職業にした人達はいま...

会長
学問への興味 第278号
私自身は、どちらかと言えば理系人間ですが、高校時代は化学(バケガクと私達は読んでいました)だけは全くの苦手人間で成績も悪かったのですが、一方、物理については勉強は大してやってもいないのに現実感があり、馴染みやすくて分かり易い面も多く、割と出来た方ではないかと思っています。...

会長
朝の風景 第277号
私の日課についての話です。仕事の日は朝4時45分に起床し、5時55分に家を出て近所のバス停まで徒歩6,7分歩いて6時9分のバスに乗り、最寄り駅へ到着します。 永年の習慣なので、この時間は殆ど変わりません。休日には目覚まし時計は使わない為、夜更けまで Netflixを観たり、...

会長
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