• 株式会社ビジョンクリエイト

Glen Campbell 第194号

去る8月8日、私の敬愛するカントリーシンガーのグレン・キャンベルが81歳の生涯を終えました・・・ 心よりご冥福を祈ります・・・

グレンは私にとって、私の人生にとって、切り離せない歌手です。 もう彼のファンになってかれこれ50年です。 50年・・・・永いです・・・・ レコードやDVDもかなり持っています。 今日はGLEN CAMPBELLを褒めさせて下さい。 それほど私にとっては大きな存在でした・・・

グレンの特徴はまずはその声です。 幅のある、伸びのある、深くて甘い声、伸びのある高音・・・ その上、ギター、バンジョー、バブパイプなどを器用に弾きこなすテクニック・・・ 特に、ギターテクニックはスタジオミュージシャン出身だけに玄人そのものです。 おいそれとマネの出来ない凄腕なのです。 普通の歌手が歌って弾いているレベルとは全く次元が違います。

下記のURLを観てください。 全てU-TUBEから参照しています。

他のカントリーシンガーが一目置く存在だったというのがよく分ります。 もはや羨望の的です。左手のよく動くこと・・・


しかし、70歳を過ぎてからは声の質も変わり、アルツハイマー病の影響でしょうか、多少ろれつが 回っていません。 また、最年少の娘(孫に近い年齢)のアシュリーとの競演も楽しい雰囲気が出ています。


やはり、私が彼の曲の中で好きなのは、GENTLE ON MY MIND です。 このURLは動画ではありません。 若さと可能性を感じて欲しいのです。 私が17歳の時ですので、グレンは31歳でした。 これが大スターへのスタートでした。 歌詞の意味は日本人には少し難しいです。


次が、彼女と別れた時の切ない気持ちを歌った曲です。 BY THE TIME I GET TO PHOENIX 


この2曲は非常にメジャーなヒット曲ですが、私は次の曲も好きです。 切々とゆっくり歌い上げて行く曲で、情感や高音の伸びが素晴らしいです。 TURN AROUNND、LOOK AT ME という曲です。


次は歌詞はなく、曲だけの動画です。 彼のギターは本物のテクニックです。 曲は CLASSICAL GAS 70歳を過ぎていると思いますが凄いです。


グレンとの出会いは一枚のLPから始まりました・・・ 大学生時代に中野サンプラザで初来日の記念ライブを観たことも衝撃な出来事でした。 LPと本物は違う!と感動したものです。

それからのファン歴を語るとキリがありませんが、私には特別な存在で、唯一のスターでした。 それが4年ほど前、突然、自らアルツハイマー病であることを告知し、引退して施設に入りました。 それきりでした・・・ そして、今回の訃報です。

テネシー州ナッシュビルで死去しました・・・ もう新たに彼のようなシンガーには会えないと思います。 アーカンソー州の田舎町で12人兄弟の確か7番目として生まれたと記憶しています。 そんな少年が叔父さんに手ほどきを受け、ギターの腕前が上がって行きます。 モンキーズやビージーズのギター演奏をこなしていたこともあります。 フランクシナトラのバックギターをやったこともあります。 ジョンウェインの映画「勇気ある追跡」にも助演し、主題歌も歌っています。 また、自分のTV番組も持っていましたし、多くのアメリカ人に好まれたカントリーシンガーです。

人生に悩み、酒やドラッグに身を崩し、顎髭を伸ばしたり、4度の結婚もしています。 タニアタッカーという女性カントリーシンガーと20歳以上差がある恋愛もしています。

良くも悪くもそんなカントリーソングのような人生だったと思います。 今にして思えば、私は何故グレンが好きだったのか、今更ながらよくは分かりません。 決定的になったのは先の中野さんプラザの生の姿を観てからです。 前座にスーザン・レイという美人歌手がいました。 人間には思えませんでした・・・ それほど間近かで白人女性を生まれて初めて見て、電池で動いているように思えました。 そんな田舎出の私には眩しいアメリカ人でした。

あれから50年、ここまで永くファンであった私ももう人生の多くを生きて来ました。 今こうして思うことは、グレンのファンで良かったという一言だけです。 Thank you for your good sing songs with my life. I will sing your song for ever. Good bye Glen for ever.

グレンと私は誕生日が一日違いでした。 これも何かの縁だと信じています。

最後の最後に、ジョンレノンの一曲を紹介します。 曲名は敢えて言いません。 この曲をグレンは妻のキム・キャンベルへ捧げているように歌っています。 なかなか日本人には言えない歌詞です。

「いろいろあった自分の人生だけれど、最後はこうやって幸せになれた。 それなりにいい人生だったよ」と私には聞こえて来ます。 グレンのファンであり続けて来た今、この曲を最後に紹介します。 さようなら GLEN CAMPBELL ・・・ また、生まれ変わってきたら歌手になって私の人生の一部になって下さい。 I am a fan of you in my life, thank you forever.

最新記事

すべて表示

当初、今月は別のタイトルを考えていたのですが、たまたま観ていたYouーTubeで懐かしい歌手が歌っているのを観てしまい、自分の10代後半から20代始めを思い出してしまいました。その当時の友人や東京という大都会での生活や風景などが懐かしく思い出され、年を重ねた今になって懐かしい思い出となったその頃の話をさせて貰います。 私が若い頃は日本が高度成長期へ突進し始めており、経済成長と安保、ベトナム戦争と学