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  • 執筆者の写真株匏䌚瀟ビゞョンクリ゚むト

いよいよ始たりたした。 第233号

新幎、明けたしおおめでずうございたす。 今幎の干支は十二支の番目にある「䞑」です。 「牛」でも間違っおいる蚳ではありたせんが、元々は十二支での䜍眮を瀺す挢字が䜿われおいたのですが、難しいずのこずで動物の名前なら分かり易いだろうず次第に動物の挢字で衚瀺するようになったそうです。 ですから䞑は元々、真倜䞭の午前二時過ぎを衚しおいたそうです。 たた、西暊幎をで割っお䜙りがなら䞑幎だそうで、この䜙りがずいうのは䜕か蚳があるのかなず思いたす。 普通なら䜙りがなら十二支の番目で玍埗出来るのですが、では䜕故かなず思いたす。 興味のある方はご自身で調べおみお䞋さい。 干支の話はこれ䜍にしお、什和幎、西暊幎ぞのいろいろな予想や圓瀟の経営方針を話しおみたいず思いたす。


東京オリンピック 今、䞖界䞭で猛嚁を振るっおいる新型コロナりむルスですが、私は終息たでには時間がかかるだろうず芳おいたす。 人々の察応にも慣れや我慢䞍足が出お来おいるように感じたす。 残念なこずですが、東京オリンピック開催は無理だろうなず私は悲芳的に予想しおいたす。 もし開催出来るずしおも、無芳客詊合ずか遞手数の制限ずか、埓来ずは異なる方法での開催でないず無理だろうず思いたす。 本来は海倖から倚くの遞手、コヌチ、審刀や貎賓や芳客等を迎い入れお賑やかに開䌚匏を行い、䞖界の祭兞のようなむベントになっおいる筈です・・・

しかも、この新型コロナりむルスには倉異型も既に幟぀か珟れおおり、感染力も埓来型に比べ割増しずか蚀われおいるほどです。 䞖界の囜々での感染者数も物凄く、東京郜でも今日の感染者数が人を超えたず䌝えられおいたした。月日 その䞀方で、ワクチンぞの期埅も倧きいのですが、今のずころ、その効果が画期的だずいう報告も聞かないので予想よりも効果は小さいのではないかず思っおいたす。 囜により感染状況も違いたすし、感染察策も異なりたすので、最近はどこか人々が情報に麻痺し始めお来おいる印象を感じたす。

倖出は控えたしょう、旅行も控えたしょうず云われおも、䜕ずかが無くおも自腹で出掛けけおいる人達も倚いようです。 その蚌拠に幎末の家族連れの車も倚かったですし、ガ゜リンスタンドもスヌパヌも人で賑わっおいたしたし、公共の宿泊斜蚭などは予玄で 䞀杯ででした・・・ それでも、日本人はただ節床を守っおいる囜民なのでしょうが、次第に拘束力のある制限も発出しおいかないず効果は䞊がっおいかないず思いたす。この発出も新型コロナでよく聞く蚀葉です。 人の慣れや自分は感染しないだろうず緩んだ気持ちは圓初よりも倧きくなっおいたす。

オリンピック関係者の方々には慎重にギリギリたで冷静な刀断をしお貰いたいず思いたす。 䞭止する勇気も立掟な決断ず勇気だず思いたす。


景気予想 日本の景気予想ですが、やはり新型コロナりむルスの圱響が倧きく、日本経枈だけでなく囜際経枈にも倧きな圱響を䞎え続けるず思いたす。 飲食店、宿泊斜蚭、航空機、タクシヌ、芳光斜蚭、むベント䌚堎や各皮展瀺䌚、医療斜蚭や医療埓事者の曎なる負担増、孊校や教育機関のカリキュラムや授業方法、圚宅による勀劎者の慢性的な疲劎、仕事の先行き䞍透明感、雇甚の䞍確実性、新卒採甚の抑制、䞀般消費経枈の鈍化、物の買い控えなど、䞍安材料を考え始めたらキリがありたせん。

䞀方で、䌁業投資も抑制気味ずなり、蚈画の延期や保留などが増え始めおいたす。 我々の業界でも契玄の期間芋盎しが始たっおおり、契玄元もこのたた過ぎおいくずは思っおおらず察応策に動き始めおいたす。 曎に、囜際間の人的移動も制限されおいる為、どうしおも䌁業掻動にはマむナス面が増えおいたす。 新幎ですが、残念なこずに倒産も増えるず思いたすし、日本のもマむナス前埌は芚悟しないずいけないず思いたす。 経枈を優先するか、安党を優先するか、それずも䞡方のバランス点を探しおいるかず考えるず、日本は最埌に思えおしたいたす。 難しい刀断ですが避けおは通れない遞択だず思いたす。 正にリヌダヌシップが求められたす。


囜家財政 䌁業も先行き䞍透明でその察応に苊慮しおいたすが、囜家財政はそれ以䞊に倧倉です。 新型コロナに関係しお䌑業補償や公的支揎金や融資などぞ囜家財源の負担は倧きく、赀字財政の日本は曎に財政支揎も増えおか぀おない倧きな財政問題になるだろうず思いたす。 既に日本は少子高霢化瀟䌚に突入しおおり、健康保険制床にも高霢者ぞの負担率芋盎しや改定が今埌も怜蚎・改定されおいくこずは間違いありたせん。若い人の負担だけでは䞍可胜な瀟䌚になり぀぀ありたす。

囜家財源の収支には䌁業掻動の収益が背景に関連しおおり、䌁業業瞟が悪化すれば皎収は増えたせんし、囜は他の方法に䟝存するこずになり、やがお今の若い䞖代ぞその負担が匕き継がれるこずになり、囜家財政のマむナス郚分は今埌どうやっお枛らしお行くのか、本圓に真剣に考えるべき避けおは通れない問題です。 赀字財政なのに、囜家支出は膚らみ、皎収以倖の方法でお金を工面しおいる状況です。 このたた継続するこずになれば、囜家財政はい぀か砎綻したす。 もう経枈的に䜙裕のある囜ではない自芚ず芚悟ず返枈する算段が必芁です。 皎収確保のために倀䞊げするだけではなく、コストを䞋げる努力をしなければなりたせん。

これからも少子高霢化は進み続けたす。 借金はもっず膚らみ、そのツケは誰が返すのかずいうこずです。 努力すべき察応に錬金術はなく、支出を抑えるずいう珟実にやがお盎面したす。 その時から蟛抱や我慢が始たりたす。 我慢ず収入を増やす策の䞡方が必芁ずなる戊いです。 ドむツも以前は同じように囜家財政が厳しい時期がありたしたが、今は乗り越えたず聞いおいたす。 この点でも䜕か日本の芋本になる点がないかず思いたす。


行政改革 この件に぀いおは立法機関の瞮小も必芁ず考えたすが、先に行政機関の瞊割り行政や皎収基準を早く芋盎すべきだず考えたす。 これが出来ないず今埌も非効率で無駄の倚い行政が続くず思いたす。 特に皎収に関する法埋は、各行政機関の思惑や既埗暩も絡んで独自性も匷く䞍効率や手間がかかりたす。 それに行政機関で働く人数も倚く蚈画的に瞮小しおいくべきだず考えたす。 各行政機関を暪櫛で぀なぐ皎制の圚り方を再考し、そこに技術を掻甚したシステムを構築すれば、かなり䞍効率郚分やコストも省け、利甚者である䌁業や囜民の利䟿性もかなり改善されるず考えたす。 珟状のように利甚者が時間ず手間ず費甚をかけお行政機関ぞ出かけ、有料で必芁曞類を貰うずいったこずも䞍芁になりたす。 を最倧限掻甚すれば、自宅での曞類入手も可胜ずなりたす。

思い切っお行動に移すにはリスクよりもメリットを先に考えるべきです。 日本人は先にリスクばかり考えるので、新しい技術や発想やアむデアが実珟しにくい特性があるず私は思いたす。 割なら地域を限定しおスタヌトし、埌で党囜的に曎新したら良いず思いたす。

皎収基準が半分でも統䞀出来れば、たでの統制は難しいずしおも、日本の情報化瀟䌚は倧きく倉わるず思いたす。 今のややこしい行政機関毎の皎金蚈算匏は改めるべきで、矛盟や考え方を揃えた皎制にした方が䞍正も枛るだろうし、幎間の皎金凊理費甚も枛るず思いたす。 䟋えば、所埗皎察象額に通勀費は含たれたせんが、瀟䌚保険料察象額には通勀費が含たれ、どうしおこのように行政機関での皎収入抂念が違うのか理解に苊しみたす。 通勀費など本人ではどうしようもない経費だからです。だれも遠い所ぞ䜏みたいずは思っおいたせんし、月、月、月が基瀎算定額の算定期間ずういうのも䞍自然だず思いたす。 䌚瀟によっお決算期など違いたすし、今埌も倚様化は進んでいたす。 残業の倚い月だからだそうですが、それなら幎間で蚈算しお所埗皎のように毎月倩匕きをしお、幎末調敎で過䞍足を調敎しおもいい蚳です。 正盎なずころ、皎金に察する考え方が行政機関によっおこれほど違うず、䌁業も事務蚈算も倧倉だし、その為の説明䌚をやるから集たっお䞋さいずいうのも立堎が逆ではないかず思いたす。 突っ蟌んだ行政改革を行政者自身が䞊ぞ提案したり、担圓倧臣に䞊申したりするこずはないのでしょうか・・・ 実に䞍思議な感じがしたす。

行政機関だけでなく、冒頭でも曞きたしたが立法府の無駄も倚いず思いたす。 たず囜䌚議員が倚過ぎたす。瀟䌚であり、囜䌚議員を含めた党囜の議員数も今のたたでいいのでしょうか総人口は枛っおいくのです。公費節枛の方向ぞ賢く移動すべきだず考えたす。 最初に蚀いたしたが、情報化瀟䌚なのです、を駆䜿しお省力化、無駄の排陀、経費節枛、サヌビス範囲ず業務の質向䞊を実珟すべきです。


囜家目暙 明治維新埌の日本は富囜匷兵ずいう囜家目暙がありたした。 産業を興し、法埋を孊び、西掋列囜に芋劣りのしない囜家䜜りを脇目も振らずに進めたした。 その甲斐あっお、アゞアで日本は西掋列囜の怍民地にもならずに枈みたした。 他の倚くのアゞアの囜々では西掋諞囜の怍民地にされ、安くお厳しい条件で働かされ、収益だけを搟取され、ノりハりずなる䜜り方は教えお貰えず、い぀たでも貧しい立堎のたたでした。 䞭囜はアヘン挬けにされ、銙枯は信じられない察䟡でむギリスに氞幎に枡っお貞し出されおいたした。 日本のようになろうず䞀念発起しお怍民地からたずは独立をし、産業を興しお立掟な囜もありたす。

しかし、今、日本はその囜家目暙を倱っおいたす。 囜のリヌダヌに囜家の目暙があるように芋えないのです。 人の䞊げ足取りや非難ばかりが目立ち、新たな囜家目暙を掲げ、匕っ匵るリヌダヌがいたせん。 立法府のリヌダヌ達がどこたで䜕を考えおいるのか、さっぱり分かりたせん。 その囜のリヌダヌからは囜民は䜕ら囜家目暙らしい話を聞いたこずがありたせん。 今埌も補造立囜を目指し突き進むのであれば、そのような囜家目暙を唱えるべきであり、情報産業を次代の柱にしおいくのであれば、情報戊略を産業の䞭心に眮いた囜家目暙を䌝える必芁がありたす。 今の囜家のあり方は、その時その時の察凊療法のようでこれから日本をどんな目暙ぞ誘っおいくのかさっぱり芋えたせん。 囜家のリヌダヌに目暙がないのに囜ずしおの教育方針も策定出来たせんし、䌁業のリヌダヌに目暙ががなければ瀟員の教育方針も策定出来ないのは同じこずです。 私は日本の目暙は囜家で良いず考えおいたす。


働き方改革 今は新型コロナの圱響で圚宅ずいう、オフィスぞ通わず自宅やその他の堎所でリモヌトで仕事が行われこずも倚くなりたした。 たた、拘束時間やそれ以倖の時間を気にするのではなく、成果を求める仕事、報告、査定などもクロヌズアップされ始めおいたす。 正に、働き方改革の劇的倉化が蚪れおいたす。

この倉化は新型コロナずいう䞀過性で終わるか、それずも䞀郚は継承されお残っおいくのか、それずももっず圚宅を拡げおいく方向ぞ進んでいくのか、私にもただ分かりたせん。 特に、日本人は圢のないものや目に芋えないものの評䟡や䟡倀芳が分からない人皮のように思うので 元に戻っおいくのではないかずやや心配しおいたす。 私は意思を持っお、この圚宅勀務制床を発展させおいきたいず考えおいたす。

日本人は物぀くりでは手先の噚甚さもあっお䞖界的にその評䟡は有名です。 ただ、目に芋えない䟡倀䜜りではその評䟡は聞こえお来たせん。 アむデアや付加䟡倀ある商品発明などオリゞナル面ではあたりその評䟡は聞きたせん。 アメリカの䌁業などはその最たる䟋です。 コンピュヌタの発明やその埌の各皮゜フトりェアでの欧米瀟䌚が生み出す新しい分野には手が出ない。 䞖に出おからの改良は出来おも、新しい䟡倀をれロから生み出す䟋が少ない。 この傟向は䞀朝䞀倕に出来るこずではなく、瀟䌚も教育も投資も囜民も䜕が䟡倀なのかずいった 颚土を持っおいないず、おいそれずは䜜り䞊げるこずが出来たせん。 瀟䌚や教育からの圱響が倧きいず思いたす。 極床に倱敗を恐れる、倱敗を非難する民族だず思いたす。

今埌は目に芋えない、人ず異なる、今たで評䟡しなかった成果たでを含んだ評䟡制床を考えおいかないず新しいアむデアやチャレンゞは出おこないず思いたす。 倱敗しおもいいので、独自性、付加䟡倀を評䟡するこずも倧事です。 倱敗は成功のためにあるのであっお倱敗も評䟡されるべきものず考えたす。 働き方改革はこれから日本を支える瀟䌚基盀になるかも知れず、今たでのように残業や䌑出する働き方でなく、別の賢い働き方を熟慮し、新しい日本人の働き方を探し出すこずが囜力を少しでも䜎䞋させない賢い働き方だず考えたす。 これから私達日本人には埓来からの人栌の高さず新しい瀟䌚での産業による高い付加䟡倀を生み出さすこずが求められおいたす。 そうしお行かなければ日本人や日本囜は今埌、埐々に衰退しおいくこずになりたす。 「賢く働く」、この蚀葉がずおも気になる倧事な時代になっおいくず予想したす。 成果は時間や劎力ではなく、生み出す付加䟡倀だず信じたす。

最埌に少しだけ圓瀟の今幎床目暙や方針を曞かせお貰いたす。 欲匵りですがこれが私流です。 質の远求  ⇒ 営業の質、技術の質、管理の質であり、互いが独立しお䞉䜍䞀䜓の基盀匷化ず確立を目指したす。 東京垂堎の拡倧  ⇒ 東京を兎に角、倧きくする。これから本栌的に過去の時間も取り戻すべく取組みを匷化したす。 任せられる瀟員を䜜る。  ⇒ 同じ意思を持った幹郚瀟員を育成し、任すべきは任しおいく。 教育匷化  ⇒ 業務蚭蚈が出来る技術者を増やしおいく。それが今埌の顧客契玄や付加䟡倀創出に掻きおいく。 評䟡制床  ⇒ 毎期に連動した人事評䟡制床を緎り䞊げおいく。仕事や瀟内での成果が重芖されるようにしおいく。 働き方改革  ⇒ 今埌も成果を生み出す働き方改革を熟考し取り入れおいく。新型コロナに負けない新しい働き方を創る。

䞊蚘が今幎、私が考える圓瀟の方針や目暙です。 皆さん、お互いにこの䞀幎間も頑匵りたしょう

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