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  • 執筆者の写真株式会社ビジョンクリエイト

うんだもしたん! 第93号

今月のタイトルは知る人ぞ知る私の故郷のお国訛りです。 過日、インターネットで調べものをしていたら、ネットサーフィンの波に乗りながらひょんなことで自分の故郷について調べていました・・・ アレ?、何でこうなったの?という感覚でした。

インターネットで調べものをしていると、いつの間にかそんなことになることがありますが、私の場合は分からない言葉が出て来ると、次々に調べる性格なので、こんなことが多々あります。 こんなサーフィン状態になると次々と知的興味が湧いて来て、時間の経つのも忘れる位の面白さや楽しさを感じます。 まるで、「情報の数珠繋ぎ」になってしまっているのです。 そんな数珠繋ぎで思わぬ情報に出遭うことがあります。 先日もそんな遭遇でした・・・

元々、何を調べていたかと言いますと、今、話題に篤姫についてだったのですが、どこでどうなったのか自分が通っていた幼稚園のサイトを観ていたのです。 そうしたら、私の卒園した後輩に、かなり有名な大物芸能人がいたのです。 芸能人というよりも歌手や役者として有名な人です。 しかも、中学校も同じ・・・

小学校が同じであることは以前から知ってはいましたが、まさか、幼稚園から中学校まで同じとは・・・・(ヘエッー、何だこりゃ??といった具合です) その上、更にビックリです。割りと近くに住んでいたようなのです・・・ 年代が違うので、顔を知っているとかはないのですが、すれ違ったり、話したことがあるかも知れません・・・ 同じ気候風土の中で育ち、同じ空気、同じ景色を毎日見て育ち、同じ土地の大人の感化を受けて育ったかと思うと、何だか急に親しげな気持ちになってしまいました。 現に私の従兄弟は、歌手で超有名なMさんと幼い頃遊んでいて、有名になってから会ったこともあると聞きました。 その歌手が東京へ出るまで住んでいた所は、今の実家から歩いて30秒程の所なのです。

そんな思いの中、私が通っていた幼稚園周辺の記憶が甦って来ました。 幼稚園の前には新川という川が流れており、当時はフナや鯉、或いはうなぎなどがいて、川に入ってはよく遊んだ記憶があります。大雨の後には必ずその川の堰に犬や猫などの死骸が引っかかっていたことを憶えているのも不思議な記憶です。 その川の向こうには、当時から「ボンタン飴」という郷土独特のキャラメルを製造販売していた製菓会社がありました。今ではその会社も全国区になっています。 更に、その製菓会社の左側へ200メートルくらい先には石橋が架かっており、その横に和菓子屋がありました。そこの酒饅頭が美味しかったこと。いまだに忘れられない味です。今は全く残念なことは跡形もなくなりました・・・ 幼稚園の正面には川、その向こうにはその製菓会社、その左端に和菓子屋、そして製菓会社の向こうには雄大な桜島です。 また、川の左手前、つまり幼稚園のすぐ隣なのですが、そこには牛舎があり乳牛が20頭程いました。当時は空き地のような広い草地があり、牛がのんびりと草を食べていたのを憶えています。今は、勿論そんな牛舎は跡形もありません。

ちなみに、私は牛嫌いなのです。小さい頃に農耕用の牛が帰り道に飼い主の手を離れ、暴走し、その牛に角を突き出されて追いかけられたことがあって、そんな涎の垂れた大きな黒い牛が嫌いになりました。それ以来、食べるのは好きでも傍に寄れない動物になってしまいました。 私が通ったその幼稚園は、50年以上の歴史を積んでいます。 その他にも、有名な女性シンガーライターもいます。 同じ高校にも芸能人がいます。グルメ番組で「○○うー」と叫ぶ漫才の相方がそうです。

そもそも郷里では、働ける分野や職業が限られるので、どうしても都会へ出て行く人が多く、若者が残ることが少ないのではないかと思います。 また、スポーツ選手や芸能人が結構多いのも私の故郷の特徴です。 戦国時代や幕末・明治維新なら分かりますが、現代でも形を変えて、この南の地から出て行くのです。 決して、今、放映している「○○姫」だけでなく、昔から中央への憧れや、一度郷里を出てからにはという強い気持ちがあるのかも知れません。

現代の百科辞典であるインターネットは、キーワード連鎖による情報検索で瞬時に多くの関連情報を知ることが出来ます。こんな便利なものはなかなかありません。 しかし反面、欠点もあります。 その情報が本当に正しいのかどうか判別が出来ないことです。 鵜呑みにすると大変なことにもなりかねないからです。 人に危害を及ぼすのではないかと思われるサイトや、誹謗や中傷だけのサイトもあります。 インターネットは便利な道具ですが、正しい良心的な使い方なら素晴らしい効果を生み出しますが、悪意があると人を傷付けますし、悪意はなくても間違っていれば人の判断や知識を誤ったものにしてしまいます。 特に前者は深刻で、少量でも瞬時に大きな影響を与えてしまいます。 これがネット社会の危惧の一つだと思います。 つまり、人間の良心や悪意がそのまま拡大されて投影されるのがインターネット社会だと言えます。

私はこれからも暇を見つけては、ネットサーフィンで興味ある情報閲覧を続けると思います。 良きことを思い、良きことを行えば、良き結果が生まれるとは郷土の大先輩であり、大実業家である稲盛和夫京セラ名誉会長が話されています。 この言葉でもそうですが、私はやっぱり田舎人なのだと痛感します。何だかんだと言っても故郷が好きなのです。 今月の締めは郷土の言葉でさせて頂きます。 「おやっとさあ~」

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